いちごの灌水は自動化すべき?丹羽いちご園が手動でバルブを開け閉めしている理由

丹羽いちご園はタイマーを使わず、苗を見ながら灌水を手動で行っていることを示すアイキャッチ画像

いちごの灌水(水やり)をタイマーで自動にするか、自分で開け閉めするか。設備の話になると、自動化したほうがいいと言われることが多い部分です。

丹羽いちご園の答えは逆です。点滴灌水を使っていますが、水を出すタイミングは自動化せず、バルブを自分で開け閉めしています

理由は2つあります。苗の状態を見てその日ごとに判断したいから、そして設備の導入コストをかけたくないからです。この記事では、手動で回すうえで実際に気をつけている点も含めて書きます。

この記事でわかること

  • 丹羽いちご園が灌水を自動化していない2つの理由
  • 手動で回すときに実際に見ているところ
  • 自動化が向く場面との違い
目次

丹羽いちご園の灌水は基本「手動」

丹羽いちご園では点滴灌水を使っています。ただし、タイマーで時間になったら自動で出る仕組みにはしていません。バルブを自分で開けて、止めるときも自分で閉めます

点滴灌水そのものを選んだ経緯は「いちごの定植後に根が露出したら?早期定植2週間で起きたことと丹羽いちご園の対処」で書きました。頭上から水をかけると根が動きそうだったため、最初から点滴を選んだという話です。

いちご育苗ハウスの灌水バルブを手で操作している様子。黒い点滴チューブが並んでいる

※灌水バルブを手で操作する場面を再現したイメージ画像です。

自動化しない2つの理由

①苗の状態を見て、その日ごとに判断したい

1つめが大きい理由です。その日の苗と土を見てから、水を出す量やタイミングを決めたいということです。

タイマーで固定してしまうと、決めた時間に決めた量が出ます。天気が変わった日や、苗の乾き方にばらつきが出た日に、その場で加減しにくくなります。

使っているポットは7.5cmで、土の量にそこまで余裕があるわけではありません。ポットのサイズと土の量の考え方は「いちごの育苗ポット、連結ポットは避ける?丹羽いちご園が鉢増しせず7.5cmポリポットを使う理由」でまとめています。

②設備の導入コストをかけたくない

2つめはお金の話です。タイマーや制御の設備を入れれば自動にはできますが、そこに費用をかける優先順位を高くしていません。

手で回せている範囲であれば、まず手で回すという判断です。

手動で回すうえで気をつけている2つのこと

①水を出す時間帯

1つめは時間帯です。朝夕、あるいは夜明け前など、いつ出すかを意識しています。同じ量でも、出す時間によって効き方が変わってくる部分です。

花芽分化をねらって夜明け前に灌水する方法については「いちごの花芽分化を促す夜明け前灌水のやり方」で詳しく書いています。

②チューブの詰まりと、出のむら

2つめは点滴チューブの状態です。詰まっていないか、出方にむらがないかを見ています。

手動でバルブを開ける運用だと、開けたときに実際の出方を自分の目で確認できます。逆に言えば、詰まりに気づける機会が毎回あるということです。

チューブそのものの選び方や詰まり対策は「いちご高設栽培の点滴チューブ徹底比較|詰まり対策とストリームラインX80・四万十チューブの選び方」でまとめています。

丹羽いちご園が手動灌水で見ているところ

  • その日の苗と土の乾き方
  • 水を出す時間帯(朝夕・夜明け前など)
  • 点滴チューブが詰まっていないか
  • チューブ全体で出方にむらがないか

自動化が向く場面との違い

手動が絶対に正しいという話ではありません。一般的に、灌水の自動化は、管理する面積が広い場合や、決まった時間に確実に水を出したい場合、人が現場に行けない時間帯がある場合に向いているとされています。

丹羽いちご園の場合は、自分で見て回れる範囲であることと、判断を自分の手元に残しておきたいことが優先されている、という位置づけです。

灌水の方式 特徴
タイマーで自動 決めた時間に決めた量を確実に出せる。設備の費用がかかり、その日ごとの加減はしにくい
手動でバルブ操作(丹羽いちご園) 苗と土を見てから加減できる。出方の確認も毎回できる。人が行く必要がある

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乾き具合の判断に迷うときは

手動で灌水するときに難しいのが「今出すべきかどうか」の判断です。土の水分を色で教えてくれるチェッカーを差しておくと、迷ったときの目安になります。プランターや鉢で育てている方にも使えます。

水やりチェッカーを見てみる

よくある質問

Q. 丹羽いちご園は灌水をタイマーで自動にしていますか?

していません。点滴灌水は使っていますが、水を出すタイミングはバルブを自分で開け閉めして決めています。

Q. なぜ自動化しないのですか?

苗の状態を見てその日ごとに判断したいことと、設備の導入コストをかけたくないことの2つが理由です。

Q. 手動だと水やりを忘れませんか?

丹羽いちご園では、朝夕など水を出す時間帯を意識して回っています。毎回自分でバルブを開けるため、そのときにチューブの出方も確認できます。

Q. 自動化したほうがいいのはどんな場合ですか?

一般的には、管理する面積が広い場合や、決まった時間に確実に出したい場合、人が現場に行けない時間帯がある場合に向いているとされています。規模と、判断をどこまで自分の手元に置きたいかで変わります。

Q. 家庭菜園でも点滴灌水は必要ですか?

鉢やプランターが数個であれば、じょうろでの水やりで対応できます。丹羽いちご園が点滴を使っているのは、株数が多く、株元に静かに水を届けたいためです。

この記事はAI(Claude)の支援で作成し、農家本人(丹羽)が内容を確認・監修しています。

丹羽いちご園はタイマーを使わず、苗を見ながら灌水を手動で行っていることを示すアイキャッチ画像

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