いちごの苗を育苗ポットで育てるとき、連結ポット(セルトレイ)と、9cmや7.5cmなどの単独ポットのどちらを使えばいいのか迷ったことはありませんか。丹羽いちご園では、連結ポットは使わず、最初から7.5cmのポリポット1本で育てて鉢増しをしないという方法をとっています。
「鉢増し(育苗の途中で少しずつ大きい鉢に植え替えること)をしないと根詰まりするのでは」と思う方もいるかもしれません。この記事では、丹羽いちご園がなぜこの方法を選んでいるのか、実際の理由と注意点を解説します。
この記事でわかること
- 連結ポットと単独ポットの違い
- 丹羽いちご園が鉢増しをしない理由
- この方法のメリットと気をつけていること
いちごの苗、連結ポットと単独ポットどちらがいい?
連結ポット(セルトレイ)は、1枚のトレーに小さな区画が並んだ育苗資材です。省スペースで多くの苗を並べられる一方、1区画あたりの土の量が少なく、区画同士が密集しています。
連結ポットは密集・土不足になりやすい
丹羽いちご園では、連結ポットのような密集した状態や、土の量が少ない状態を避けるようにしています。土の量が少ないと、水切れが早くなったり、根が伸びるスペースが足りなくなったりしやすいためです。
一般的に、育苗ポットは区画が小さいほど乾きやすく、水やりの管理がシビアになると言われています。土の量に余裕を持たせることは、多くの育苗の場面で基本とされる考え方です。

※連結ポットと単独ポットの違いを示すイメージ画像です。
丹羽いちご園が鉢増しをせず7.5cmポリポットを使う理由
丹羽いちご園では、育苗の途中で号数を上げていく「鉢増し」はせず、最初から7.5cmのポリポットに植えて、そのまま定植の時期まで育てています。
一般的に、鉢増しは苗の生育段階に合わせて少しずつ鉢を大きくすることで、根詰まりを防ぎながら管理する方法として紹介されることがあります。ただし、鉢増しには植え替えの手間や、その都度苗にかかる負担というトレードオフもあります。
丹羽いちご園が最初から7.5cmを使っているのは、連結ポットのような密集・土不足を避けたうえで、植え替えの手間を減らすためです。号数を段階的に増やす作業自体は行っていません。
実は、本当は9cmのポリポットを使いたいところです。ただ、育苗スペースの都合で、現在は7.5cmを選んでいます。7.5cmは「最善のサイズ」というより、連結ポットの密集・土不足は避けつつ、限られたスペースで管理できる現実的なサイズという位置づけです。
| 方法 | 特徴 |
|---|---|
| 連結ポット | 省スペースだが密集・土の量が少ない |
| 鉢増し(段階的に号数を上げる) | 根詰まりを防ぎやすいが植え替えの手間が増える |
| 丹羽いちご園の方法(7.5cmで固定) | 植え替えの手間がなく、密集も避けられる(本当は9cmが理想だがスペースの都合で7.5cm) |
鉢増しをしない運用のメリット・注意点
鉢増しをしないことで、植え替えのたびに根を触って苗に負担をかけるリスクを減らせます。管理する苗の数が多いときほど、作業の手間が減るメリットは大きくなります。
一般的に、最初から余裕のあるサイズを使う場合は、苗が小さいうちは土の量に対して根が少なく、水はけと水やりの量のバランスを見ながら管理する必要があるとされています。極端に大きすぎるサイズを最初から使うと、逆に土が乾きにくくなり過湿になることもあるため、7.5cm程度の適度なサイズを選ぶことが前提になります。
定植前の苗が実際にそのタイミングまで育っているかどうかは、号数だけでなく根やクラウンの状態も合わせて確認しています。具体的な見極め方は「いちごの苗、定植OKの見極め方|本葉の枚数より根とクラウンをチェック」でまとめています。
定植までの土選びで気をつけていること
ポットのサイズだけでなく、中に入れる土も苗の育ちに関わります。丹羽いちご園が子苗の育苗で使っている土選びの考え方は「いちごの子苗に使う土は何がいい?育苗ポットで根を育てる土選びを農家が解説」で解説しています。
よくある質問
Q. 連結ポットを使うのは絶対にダメですか?
丹羽いちご園では連結ポットのような密集・土不足を避けているというだけで、連結ポット自体を否定するものではありません。土の量と水やりの管理に注意すれば使えます。
Q. 鉢増しをした方が安心ではないですか?
鉢増しには根詰まりを防ぎやすいという面がありますが、丹羽いちご園では植え替えの手間を減らすため、最初から7.5cmで固定する方法をとっています。どちらが合うかは管理できる苗の数や環境によって変わります。
Q. 7.5cm以外のポットサイズでもいいですか?
丹羽いちご園が使っているのは7.5cmのポリポットですが、本当は9cmを使いたいというのが本音です。スペースに余裕があれば9cmでも問題ありません。極端に小さいサイズは連結ポットと同じ密集・土不足のリスクがあり、極端に大きいサイズは過湿になりやすいため、育苗スペースと相談しながら適度な余裕のあるサイズを選ぶことが前提になります。
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この記事はAI(Claude)の支援で作成し、農家本人(丹羽)が内容を確認・監修しています。

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