いちごの収穫はなぜ午前中?丹羽いちご園が朝どりにこだわる理由

いちごの収穫はなぜ午前中?丹羽いちご園が朝どりにこだわる理由の記事アイキャッチ。気温上昇前・実が傷みにくい・鮮度キープの3アイコンと、農家の手がいちごを収穫する写真

いちご狩りや直売所で「朝どり」と書かれているのを見て、実際どう違うのか気になったことはないでしょうか。

結論から言うと、いちごの収穫を午前中に集中させる一番の理由は、気温が上がりきる前に収穫を終えることで、実の傷みと品質低下を防ぐためです。

丹羽いちご園でも、収穫は気温が上がりきる前の時間帯に集中させています。この記事では、その理由と、家庭菜園でも参考にできる収穫タイミングの目安を書きます。

この記事でわかること

  • いちごの収穫を午前中に集中させる理由
  • 時間帯によって実の状態がどう変わるか
  • 家庭菜園での収穫タイミングの目安
目次

いちごの収穫はなぜ午前中に集中させるのか

一般的には、気温が上がると果実の表面温度も上がり、実がやわらかくなりやすいとされています。気温が高い時間帯に収穫すると、実が傷みやすく、持ち帰りや出荷までの間に品質が落ちやすくなります。

いちごは収穫した後も呼吸を続けており、気温が高いほど呼吸のペースが上がって鮮度が落ちやすくなるといわれています。収穫時点の実の温度が低いほど、その後の傷みが緩やかになる傾向があります。

逆に、気温が上がりきる前の涼しい時間帯は、実が比較的締まった状態にあります。同じ株から採ったいちごでも、収穫する時間帯によって「持ち」の良さが変わってくるということです。

直売所や産直サイトで「朝どり」という言葉がよく使われるのは、この気温と品質の関係が背景にあります。見た目や甘さそのものが変わるというより、収穫後の「持ちの良さ」に差が出やすいと理解しておくと分かりやすいです。

丹羽いちご園が朝どりにこだわる理由

丹羽いちご園では、収穫作業を気温が上がりきる前の時間帯に寄せています。理由は大きく2つあります。

気温が上がると実が傷みやすくなる

気温の高い時間帯に収穫すると、実がやわらかくなり、パック詰めや持ち運びの際につぶれやすくなります。収穫後の扱い方については「いちごがつぶれる・底から傷む原因|直売農家が教える選別とパック詰めのコツ」でも書いていますが、そもそも収穫の時点で実の状態を良くしておくことが、その後の選別の手間を減らすことにもつながります。

収穫から出荷までの時間を短くできる

午前中に収穫を終えられれば、その日のうちに直売や発送の準備に取りかかれます。収穫のタイミングが遅くなるほど、涼しい場所へ移すまでの時間も長くなり、実への負担が増えます。

丹羽いちご園では、収穫したものはできるだけ早く冷暗所に移すようにしています。

いちごの収穫直後の3ステップを示す図解。1:気温が上がる前に収穫、2:重ねずにトレーに並べる、3:すぐに涼しい場所へ移す

収穫直後の流れは、①気温が上がる前に収穫する、②実を重ねずにトレーへ並べる、③すぐに涼しい場所へ移す、の3ステップです。

収穫してすぐに実を重ねずに並べられる容器があると、この「移す」作業がスムーズになります。

※このリンクは広告(アフィリエイトリンク)を含みます。

収穫したては、実を傷めずに並べられる容器へ

収穫直後のいちごをすぐにトレーへ並べて涼しい場所へ移せると、持ち運び中に実がつぶれるのを防げます。直売や配布用に使えるいちご専用トレーです。

いちご用トレーを見てみる

時間帯 実の状態の傾向
早朝〜気温が上がる前 実が比較的締まっており、持ちが良い
気温が上がりきった日中 実がやわらかくなりやすく、傷みやすい

家庭菜園でも収穫タイミングは気にした方がいい?

プランターや庭先でいちごを育てている場合も、収穫の時間帯を意識すると、より状態の良いいちごを楽しめます。

見た目で分かる収穫のサイン

一般的には、実の表面全体が赤く色づき、へたの部分が少し反り返ってきたら収穫の目安とされています。色づきが中途半端なうちに収穫すると、甘みが十分に乗っていないことがあります。

ヘタに近い部分まで色が回っているかどうかも、判断の目安になります。先端だけ赤くてヘタの周りが白っぽく残っている場合は、もう少し置いておいた方が甘みが乗りやすいとされています。

気温が高い日に気をつけたいこと

真夏のように気温が高くなる日は、実が傷みやすい状態になりやすいため、可能であれば午前中の涼しいうちに収穫を済ませておくと安心です。収穫後はすぐに冷蔵庫や涼しい場所に移すことをおすすめします。

収穫したいちごは水洗いせずに保存すると傷みにくいとされています。洗うタイミングは食べる直前が目安です。まとめて収穫した分をすぐに食べきれない場合は、パックのまま冷蔵室に入れておくと、常温で置いておくよりも状態を保ちやすくなります。

収穫が終わった後の株の管理については「いちご収穫後にやること7つ|農家が教える夏越しと来年の準備」にまとめています。

収穫のタイミングに限らず、日々の作業をどう判断しているかは他の記事でも書いています。灌水(水やり)の判断基準は「いちごの灌水は自動化すべき?丹羽いちご園が手動でバルブを開け閉めしている理由」にまとめています。

よくある質問

Q. 午後に収穫したいちごは食べられない?

食べられます。午後に収穫したからといって食べられなくなるわけではありません。ただ、気温が高い時間帯を経た分、実がやわらかくなりやすく、持ちの面では朝どりに劣る傾向があります。

Q. 曇りや雨の日も朝どりが基本?

気温がそれほど上がらない日であれば、時間帯による差は小さくなります。それでも、実が濡れた状態での収穫はカビや傷みの原因になりやすいため、雨が上がってからの収穫が基本です。

Q. 収穫したいちごはどれくらい日持ちする?

一般的には、冷蔵保存で2〜3日程度が目安とされています。ただし収穫時点での実の状態や保存温度によって差が出ます。できるだけ早く涼しい場所に移し、早めに食べきることをおすすめします。

この記事はAI(Claude)の支援で作成し、農家本人(丹羽)が内容を確認・監修しています。

いちごの収穫はなぜ午前中?丹羽いちご園が朝どりにこだわる理由の記事アイキャッチ。気温上昇前・実が傷みにくい・鮮度キープの3アイコンと、農家の手がいちごを収穫する写真

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

シェア頂けると嬉しいです!よろしくお願いします!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次