農家ホームページを自作する方法|WordPressで小さく始める手順

農家ホームページを自作する方法 WordPressで小さく始める手順のアイキャッチ

「農家のホームページって自分でも作れるの?」と検索したとき、最初に知っておきたいのは、農園サイトは自作できるということです。

結論から言うと、農家のホームページは、農園紹介・営業案内・アクセス・品種紹介・問い合わせの5ページをWordPressで小さく作るところから始められます。自作なら制作費を大きく抑えられ、主な費用はサーバー代・ドメイン代を中心に年間1〜2万円台が目安です。

丹羽いちご園も最初から凝ったサイトを作ったわけではなく、5ページ程度の固定ページを並べた小さなサイトを公開してから、必要な情報を少しずつ足していきました。本記事では、農家がホームページを自作するときの判断・準備・作業順をまとめます。

目次

農家ホームページは自作できるが、最初から完璧を目指さない

農家のホームページは自作できます。ただし、最初から制作会社が作るような完璧なサイトを目指すと、いつまでも公開できないまま終わってしまいます。

自作で大事なのは「完成度」より「公開すること」です。営業日や品種紹介が古い情報のまま残るより、最新の情報をシンプルに置けるサイトがある方が、お客さんの来店判断につながります。

自作で十分なケース

次のような農家は、自作で十分対応できます。

  • 営業日・場所・品種・予約方法を中心に伝えたい
  • InstagramやLINEは普段から使えている
  • 初期費用を抑えて小さく始めたい
  • 営業情報や品種を自分でこまめに更新したい
  • ブログ記事も少しずつ書いて集客に育てたい

パソコン作業がそれほど得意でなくても、固定ページ中心の小さな農園サイトなら無理なく作れます。

外注した方がよいケース

次のような農家は、最初から外注を検討する方が安全です。

  • いちご狩りの予約システムを本格的に組みたい
  • ネット販売のカート機能まで作りたい
  • ブランド色の強いデザインや写真撮影込みで仕上げたい
  • 本業が忙しく、サイトに触る時間がほぼ取れない

外注と自作の費用差を詳しく知りたい方は「農家ホームページの費用はいくら?自作・外注・維持費を農家目線で解説」でまとめています。

最初は小さく公開して育てる

自作で一番現実的なのは「小さく公開して、後から育てる」流れです。

うちも最初は5ページの簡素な構成で公開し、お客さんの反応を見ながら品種紹介ページや営業案内ページを少しずつ整えていきました。最初から10ページ以上を作ろうとすると、公開前に疲れてしまうことが多いです。

農家ホームページを自作する前に決めること

自作に入る前に、3つだけ決めておくと作業がぶれません。逆にここを決めずに作り始めると、途中で何を書くか分からなくなって止まります。

誰に見てもらうホームページか

最初に決めるのは「誰に見てもらうサイトか」です。直売客なのか、いちご狩り客なのか、観光客なのか、地元のリピーターなのかで、必要なページの中身が変わります。

うちの場合、直売・いちご狩り両方の来店客が中心なので、営業日・アクセス・品種・予約の4点を最優先で見せる構成にしています。誰に向けるかが決まると、書く文章も迷わなくなります。

来店・予約・問い合わせのどれにつなげたいか

次に「サイトを見た人にどう動いてほしいか」を決めます。来店してほしいのか、予約してほしいのか、問い合わせを受けたいのかで、トップページに置くボタンや誘導が変わります。

農家のサイトでよくあるのが「全部のページに何を載せればいいか分からない」状態ですが、ゴールを1つに決めると、各ページの役割が自然に固まります。

SNSだけでは足りない情報は何か

「Instagramでも書いているけど流れてしまう情報」を整理すると、ホームページに置く内容が明確になります。

たとえば営業時間・予約方法・駐車場・支払い方法・品種紹介などは、SNSで何度投稿しても新規のお客さんには届きません。Instagram運用との使い分けは「農家のインスタ集客でやるべきこと|直売・いちご狩りにつながる投稿の考え方」でまとめています。

自作ホームページで最初に作る5つのページ

農家のホームページは、最初に作るページを5つに絞ると公開までたどり着けます。逆にそれ以上を一度に作ろうとすると、ほとんどの人が途中で止まります。

最初に作る5つのページ

  • 農園紹介ページ
  • 営業日・直売案内ページ
  • アクセス・駐車場ページ
  • 品種紹介ページ
  • 問い合わせ・予約導線ページ

農園紹介ページ

農園紹介ページは「初めて来る人に安心してもらう」ためのページです。

農園の歴史、栽培しているもの、農家の顔写真や名前、こだわっていることなどを、難しい言葉を使わずに書きます。プロフィールや農園の雰囲気が伝わると、来店ハードルがぐっと下がります。

営業日・直売案内ページ

営業日・直売案内ページは、お客さんが一番見るページです。

営業日、営業時間、定休日、今シーズンのオープン日・クローズ予定日、現在の品種ラインナップ、価格帯、支払い方法を1ヶ所にまとめます。スマホで開いてすぐ分かる構成にすると、DMで「今日やってますか?」と聞かれる頻度が減ります。

アクセス・駐車場ページ

アクセス・駐車場ページは、迷わず到着してもらうためのページです。

住所、最寄りの目印、Googleマップ埋め込み、駐車場の場所や台数、車での所要時間、公共交通機関での行き方を載せます。いちご狩り農園で実際に多い問い合わせは「未就学児の料金はいくら?」「ハウス内の通路の幅や段差は?」「雨でもいちご狩りできる?」「ベビーカーで入れる?」あたりなので、ここに事前回答を入れておくと安心してもらえます。

品種紹介ページ

品種紹介ページは、農家ならではの強みが出るページです。

うちの場合は「べにたま」「よつぼし」「ベリーポップすず」「みくのか」「あまりん」の5品種を栽培しているので、味・食べ頃の色・大きさ・酸味の有無の4点を品種ごとに書いています。いちご狩り客が一番気にするのは「酸味があるか」と「大玉か小玉か」なので、ここを書いておくと「どれを選べばいい?」という質問への事前回答にもなります。

問い合わせ・予約導線ページ

問い合わせ・予約導線ページは、お客さんが行動できるようにする「ゴール」のページです。

連絡先(電話・メール・LINE公式・Googleフォームなど)、いちご狩りの予約方法、よくある質問への回答を載せます。プロフィールや他ページから1タップで来られるように導線を設計します。

農家ホームページをWordPressで自作する手順

自作で何から手をつけるか迷ったときの作業順を、5ステップに絞って整理します。順番通りに進めれば、ほとんどの農家は数週間で公開まで到達できます。

  1. サーバーとドメインを用意する
  2. WordPressを入れる
  3. テーマを選ぶ
  4. 固定ページを作る
  5. スマホで表示を確認する

サーバーとドメインを用意する

WordPressで自作するなら、最初に必要なのはサーバー契約と独自ドメインです。サーバーは「サイトを置く土地」、ドメインは「住所」のようなものです。

多くのサーバーには「クイックスタート」機能があり、サーバー契約・独自ドメイン・SSL・WordPressのインストールを30分〜1時間でまとめて済ませられます。最初のつまずきポイントを大きく減らせます。

WordPressをインストールする

サーバー契約と同時にWordPressがインストールされていれば、次は管理画面(ダッシュボード)にログインします。

管理画面の左メニューから「投稿」「固定ページ」「外観」「設定」など、最低限触る場所は5〜6ヶ所だけです。最初に全部覚える必要はなく、固定ページを作るところから始めれば十分です。

テーマを選ぶ

テーマはサイトの見た目を決めるテンプレートです。最初は無料テーマ(Cocoonなど)で始めて、運用しながら必要に応じて有料テーマ(SWELL・SANGO・JINなど)に切り替える流れで問題ありません。

テーマ選びに時間をかけすぎると公開が遅れるので、見た目の好みが近いものを直感で選び、まず固定ページ作成に進む方が現実的です。

固定ページを作る

テーマが決まったら、先ほどの5ページ(農園紹介・営業案内・アクセス・品種紹介・問い合わせ)を固定ページとして作ります。

各ページは最初から完璧でなくて構いません。文章は箇条書き+短い説明文で十分です。後からいくらでも編集できるので、「公開しても直せる」と思って手を動かす方が早いです。具体的に何を載せるかは「農家ホームページの作り方|直売・いちご狩りにつながる載せる内容と始め方」でまとめています。

スマホで表示確認する

固定ページが揃ったら、必ずスマホで表示確認します。今のお客さんはほぼ全員スマホで見ています。

パソコンで見て整っていても、スマホで開くと文字が詰まっていたり、画像が大きすぎたりすることがあります。営業日・電話番号・予約リンクが、スマホでスクロールせずに見える位置にあるかを必ずチェックしてください。

無料サービスとWordPress自作の違い

農家のホームページを自作する場合、選択肢はWordPressと無料サービス(Wix・Jimdo・ペライチなど)の2つに大きく分かれます。どちらが向くかは目的次第です。

無料サービスはお試しには向いている

無料サービスは初期費用ゼロで始められ、テンプレートを選ぶだけで形になります。「とりあえず作ってみたい」「数ヶ月だけ試したい」場合には向いています。

ただし、サービスが終了したらサイトごと消えるリスクや、独自ドメインを使うには有料プランが必要というデメリットがあります。

WordPressは長く育てる資産にしやすい

WordPressは、サーバーとドメインを自分で持つので「自分の資産」として残ります。サービス提供会社の都合で消えることもなく、過去の記事や固定ページが検索流入として積み上がっていきます。

農家のように長く運営する前提なら、WordPressの方がコスト効率も信用面も有利になりやすいです。ブログ記事も書いて集客に育てたい方は「農家ブログの始め方|直売・いちご狩りの集客につながる発信手順」も参考にしてください。

独自ドメインを持つと信用につながる

独自ドメイン(例:niwa-ichigo.com)は、農園の「公式住所」として機能します。無料サービスの長いURLよりも、お客さんが信用しやすく、名刺・チラシ・SNSプロフィールにも書きやすいです。

長く運営する前提なら、独自ドメインを最初から取っておく方が、後から取り直すより手間が少なく済みます。

農家がホームページ自作で失敗しやすいこと

自作でつまずく農家には共通したパターンがあります。先に知っておくと回避しやすいです。

デザインにこだわりすぎて公開できない

一番多い失敗が「デザインを整えてから公開しよう」と考えて、いつまでも公開できないパターンです。

うちも最初は「もっと写真が揃ってから」「もっとデザインが整ってから」と考えてしまい、結局1年以上着手できませんでした。営業日と連絡先だけでも先に公開してしまう方が、集客にも早くつながります。

営業情報が古いままになる

農家は本業が忙しく、サイト更新が後回しになりがちです。営業日や品種情報が古いまま放置されると、お客さんから「営業日合ってますか?」と確認連絡が増えて、結局現場の手間も増えます。いちご狩り農園の場合、「今シーズン終了しました」の告知が間に合わず、終了後にお客さんが来てしまうこともあります。

自作する場合は「自分で5分以内に更新できる作り」になっていることが大事です。複雑な構成にすると、結局更新が止まります。

写真はきれいでも予約・来店導線が弱い

写真にこだわっても、予約方法や来店までの導線が分かりにくいと、せっかく興味を持ってくれた人が行動できません。

初めて来るお客さんが知りたいのは、おしゃれな写真より「いつ・どこで・どうやって買えるか・どう予約するか」です。写真より導線を整える方が、直売・いちご狩りの売上には直結します。

丹羽いちご園が自作ホームページで重視していること

うちが自作ホームページを運営して、これだけは外さないと決めていることを3つ紹介します。

お客さんが迷わず来られる情報を置く

一番重視しているのは「初めて来るお客さんが迷わない情報」を置くことです。

営業日・住所・駐車場・予約方法・支払い方法を、スマホで見たときに3秒以内に分かる位置に置いています。デザインより、必要な情報がすぐ見つかる方が、来店してもらえる確率が上がります。

Instagramで流れる情報を固定ページに残す

Instagramの投稿は時系列で流れていくため、過去の営業情報や品種紹介は埋もれてしまいます。

うちはInstagramで「今日あります」「明日休みです」を流し、ホームページの固定ページに「営業日カレンダー」「品種紹介」「予約方法」を置く役割分担にしています。直売・いちご狩り全体の集客の整理は「農家の直売集客でやるべきこと|SNS・ブログ・ホームページの使い分け」でも書いています。

品種や営業情報を自分で更新できるようにする

制作会社に依頼して作ってもらうと、見た目はきれいでも自分で更新できない作りになることがあります。

うちは「品種が増えたとき」「営業時間が変わったとき」「ハウスの場所が変わったとき」に、自分で5分以内に直せる構成にしています。自分で更新できるかは、自作・外注を選ぶときの大きな判断材料になります。

自作で始めるならサーバー選びが最初の分岐点

自作WordPressで始めるなら、サーバー選びが最初の判断ポイントになります。サーバー代は毎年かかる固定費で、後から乗り換えにくいからです。

WordPressを簡単に始められるか

非エンジニアの農家がサーバー選びで最初に見るべきは「初心者でも迷わず始められる仕組みがあるか」です。

具体的には、WordPress・独自ドメイン・SSLをまとめて自動設定してくれる機能や、初期設定マニュアルの充実度を確認します。手順そのものはこの記事の前半で触れたとおりで、サーバー選びの段階ではこの仕組みが用意されているかを基準にすると失敗が減ります。

表示速度と安定性があるか

ホームページの表示が遅いと、お客さんが営業時間を確認する前に離脱してしまうことが多いです。スマホで開いてなかなか表示されないと、戻るボタンを押されやすくなります。

農園のお客さんは「今すぐ営業時間が知りたい」「今すぐ駐車場の場所が見たい」と急いでいることも多いので、表示速度は集客に直結します。

困ったときに調べやすいか

非エンジニアが運用する前提なら、サポート体制と「使っている人が多いか」も判断材料になります。

利用者が多いサーバーは、エラーが出たときに検索すれば解決策が出てきやすく、サポート窓口に問い合わせる前に自己解決できることも多いです。

予約システムやネット販売まで本格的に作りたい場合は、制作会社への相談が安全です。一方で、営業日・アクセス・品種紹介・問い合わせ先を置く小さなサイトなら、自作WordPressから始めるのが現実的です。

まずは5ページだけでよいので、「お客さんが迷わず来られる情報」を置く場所を作るところから始めるのがおすすめです。

※以下はアフィリエイト広告(PR)を含みます。丹羽いちご園で実際にWordPressサイトを運営している経験をもとに紹介しています。

[PR] 農家ホームページをWordPressで自作するなら

農家ホームページを自作で始めるなら、まずはWordPressを使えるサーバーと独自ドメインを用意するところからです。丹羽いちご園ではWordPressサイト運営にエックスサーバーを使っています。

エックスサーバーの料金と機能を確認する

具体的な開設手順は「エックスサーバーの始め方|農家が教えるWordPress公開手順」でまとめています。なお、サーバー代やドメイン代はキャンペーン・契約期間によって変わるため、実際に申し込む前に公式サイトの最新料金を必ず確認してください。

よくある質問

Q. パソコンが得意でなくても農家ホームページは自作できますか?

固定ページ中心の小さな農園サイトなら、パソコンが得意でなくても自作できます。最初の1〜2週間は操作に慣れる時間が必要ですが、農家が載せるページは限られているため覚える範囲もそれほど多くありません。

うちもWordPress未経験から始めて、サーバー契約→テーマ選び→固定ページ作成→公開までを少しずつ進めて、数週間で形になりました。

Q. 何ページ作れば十分ですか?

最初は5ページ(農園紹介・営業案内・アクセス・品種紹介・問い合わせ)で十分です。この5ページがあれば、初めて来るお客さんの不安はほとんど解消できます。

いちご狩り農園の場合は、ここに「料金表・コース案内ページ」を6ページ目として早めに足すと、予約前の問い合わせが減ります。運用しながら必要を感じたら、ブログ記事や品種別ページも足していく流れが現実的です。

Q. 無料サービスとWordPress、どちらがいいですか?

短期間のお試しや「形になるか試したい」だけなら無料サービスでも問題ありません。長く育てて検索流入や独自ドメインの信用を積み上げたいなら、WordPress自作の方が向いています。

農家のように長く運営する前提なら、最初からWordPressで始めた方が乗り換えの手間がかかりません。

Q. 公開した後、何を更新すればいいですか?

営業日・品種・季節商品の販売時期・予約方法の変更を優先して更新します。これらが古いままだと、お客さんからの問い合わせが増えてしまいます。

デザインや写真は後回しでも問題ありません。情報の正確さを優先する方が、集客には直結します。

Q. 自作で挫折しそうになったらどうすればいいですか?

無理に1人で進めず、外注を部分的に使うのも選択肢です。たとえばトップページのデザインだけ依頼して、固定ページの更新は自分でやるという形もあります。

自作と外注は二択ではなく、段階的に切り替えられます。外注を検討する場合は「農家ホームページの費用はいくら?自作・外注・維持費を農家目線で解説」で費用感を確認しておくと判断しやすいです。

まとめ:農家ホームページは自作で小さく始めて育てる

農家のホームページは、最初から完璧を目指さず、5ページの小さなサイトから始めるのが現実的です。

最初に必要なのは5ページだけ

農園紹介・営業案内・アクセス・品種紹介・問い合わせの5ページがあれば、初めて来るお客さんの不安はほとんど解消できます。デザインを凝るよりも、必要な情報が分かりやすく置かれていることの方が、来店・予約につながります。

SNSの受け皿としてホームページを使う

InstagramやLINEで興味を持ってくれた人が、迷わず予約・来店できる「受け皿」としてホームページを使います。SNSは流れていく情報、ホームページは残る情報、と役割を分けると両方の弱点を補えます。

WordPressで始めるならサーバーとドメインを用意する

WordPress自作で始めるなら、まず必要なのはサーバー契約と独自ドメインです。この2つさえあれば、WordPress本体は無料で使えます。

うちも最初は「サーバーって何?」というところから始めましたが、自作で公開してみて初めて、Instagramや口コミだけでは届かなかった層にも情報が届くようになりました。完璧を目指す前に、まず公開してみる方が農家の現場には合っています。

この記事はAI(Claude)の支援で作成し、農家本人(丹羽)が内容を確認・監修しています。サーバー代・ドメイン代・テーマ価格などは一般的な目安であり、実際の費用は各サービスの最新情報をご確認ください。

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