いちご栽培ポイント ~現状でCO2を工夫する編~

あくまでも自分用メモですが、役に立つ情報もあるかもしれません。

この内容に関する商品のセールス、案件の話は一切お断りしますので連絡しないでください。

  1. CO2発生装置がないと収穫量に影響
    • 冬のイチゴの収穫量を増やすには光合成が重要です。
    • CO2濃度を1000ppmまで上げると光合成が促進されるが、CO2発生装置が難しい。
  2. CO2濃度と光合成の関係
    • 大気中のCO2濃度(約400ppm)よりも高いと光合成が促進されます。
    • 700-1000ppmのCO2濃度で光合成速度が向上する。
    • 冬に光合成を増やすためにはCO2の供給が必要です。
  3. CO2発生装置なしでCO2を増やす方法
    • 土壌栽培では土の微生物が有機物を分解しCO2を放出する。
    • イチゴ自身も呼吸でCO2を放出するため、特に早朝のCO2濃度が高くなる。
  4. CO2濃度管理と換気のポイント
    • 朝はCO2濃度が高いが、日が昇ると光合成
    • CO2濃度が400ppm以下になると光合成が抑制されるため換気が必要です。
    • 換気のタイミングは「気温が上がったとき」と「CO2濃度が下がったとき」の2つを基準にする
  5. 土壌栽培と高設栽培の違い
    • 土壌栽培は土から自然にCO2が発生し、CO2飢餓が起きにくい。
    • 高栽培設備ではCO2が供給されないため、発生装置が必要になります。
  6. 土壌栽培の利点
    • CO2供給があり光合成が促進されやすい。
    • 根の温度が高いため成長が安定しやすい。
    • かつてのイチゴ栽培はすべて土壌栽培だった、CO2発生装置がなくても問題なかった。
  7. 高設栽培の課題と対策
    • 高設栽培が普及、収穫量や味の低下
    • CO2発生装置を導入することで土壌栽培と同じ条件を再現し、収穫量と品質を向上させます。
  8. 高設栽培ではCO2供給がほぼない
    • 床に防草シートやセメントを敷くため、CO2が発生しません。
    • 培地にも有機物が少なく、微生物の分解が進まないため、CO2不足が発生しやすい。

CO2発生装置がない環境でのCO2管理方法を、土壌栽培と高設栽培の違いが大きい、電照、ジベレリン処理、早めの換気を検討する

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