自民党=国民の敵⁉ 農家が本気で語る“消費税減税”のリアルな必要性

「減税VS増税」明確な対立構図に思う、農家のリアルな本音

目次

〜自民党が国民の敵と言われた動画を観て感じたこと〜

こんにちは。埼玉県吉見町でいちご農家を営んでおります「丹羽いちご園」の丹羽と申します。
普段はハウスでいちごのお世話をし、お客様にいちご狩りを楽しんでいただくことが私の日常ですが、農家だからといって、ニュースや政治に無関心なわけではありません。
特に「消費税」「物価」「国民生活」という言葉が並ぶと、やはり一事業者としても、一人の生活者としても、無視できないものがあります。

そんな中、先日ある動画を観ました。
経済評論家・三橋貴明さんのYouTubeチャンネル「三橋TV」で公開された、
【最高の展開!! 自民党が国民の敵になったので解説します#消費税】という動画です。

タイトルからしてなかなか刺激的で、最初は「また煽ってるだけかな」と思いながら再生したのですが、これが思いのほか、ズシンと心に刺さりました。
農業を営む私だからこそ、そして地域で小さく商売をしているからこそ、深く共感した部分や考えさせられた点が多かったので、今日はその感想をつづりたいと思います。


自民党が消費税減税に明確に「NO」を突きつけた

動画の冒頭、三橋さんは自民党が「消費税減税はしない」と明言したことについて、「これは国民にとって最高の展開だ」と語っています。
最初これを聞いたときは「いやいや、減税しないのに最高ってどういうこと?」と少し戸惑いました。

でも話を聞き進めて納得しました。
つまり、「減税を訴える野党」と「減税しない自民党」という対立構図がハッキリしたことで、国民が選びやすくなった、という意味だったんですね。
これまでの選挙では、与野党ともに「経済対策はやります」「国民生活を守ります」といった、フワッとした公約ばかりで、何が違うのかよく分からない…そんなモヤモヤを感じていました。
でも今回は、消費税を減らすか減らさないか、という具体的で分かりやすい争点が浮かび上がった。これは確かに、国民にとっては大きな意味があるように感じました。


農家にも直撃する「消費税」の重さ

私たち農家も、消費税とは無縁ではありません。
ハウスのビニール、肥料、農薬、苗、機械、燃料…ありとあらゆるものに10%の消費税がかかります。
それを価格に転嫁できればいいですが、農産物は市場価格や周辺の販売価格とのバランスもあり、簡単に「じゃあ10%上乗せします」とはいきません。

「消費税は預かり金」とよく言われますが、実際には売上から支払うわけですから、事業者にとっては負担そのものです。
それが減税されれば、経営が少しでも楽になるのは間違いありません。

さらに、消費者の財布も同じです。
いちご狩りに来てくださるお客様の多くは、ご家族連れやご年配の方々。
「今年は物価が高いから…」と、来園を見送る方が増えれば、私たちも打撃を受けます。
実際、ガソリン代や食品価格の高騰で、家計に余裕がなくなっている声を耳にすることも増えてきました。

そう考えると、消費税減税が実現すれば、お客様も私たちも、少しは笑顔になれるのではないか。
そう期待したくなる気持ち、農家としても本当に強くあります。


財源の「嘘」とネット時代の希望

三橋さんは、今後メディアや政府が「減税すると財源がなくなる」という嘘を繰り返すだろうと警鐘を鳴らしていました。
確かに、昔は「日本は借金まみれ」「財政破綻する」と言われると、何となく「仕方ないのかな」と思わされていました。

でも最近は、YouTubeやネットでいろいろな意見や情報に触れられる時代になりました。
私自身も、三橋さんの動画をはじめ、経済の仕組みをわかりやすく解説してくれるチャンネルやブログを見るようになり、「本当に税金が財源なのか?」と疑問を持つようになった一人です。

特に印象に残ったのは、「国の借金は国民の借金ではない」「日本は自国通貨を発行できる国で、財政破綻は起きない」という考え方。
これが真実なら、「増税しないと日本が潰れる」という脅しは、ただの詭弁なんじゃないか?
そう思わずにはいられません。


有権者としての責任と行動

動画の終盤、三橋さんは「自民党を支持してきたのは我々有権者だ」と語りかけます。
これは耳が痛いけれど、確かにその通りです。

「どうせ誰がやっても同じ」「政治は自分たちには関係ない」
そんなふうに無関心を装って、投票に行かなかったり、何となく名前を知っている政党や候補者に投票してきたこと、私にもあります。

でも、自分たちの暮らしを良くしたいと本気で思うなら、選挙で意思表示をするしかない。
動画を観て、改めてそう感じました。

5月21日に三橋TVの大規模イベントを開催すると話していましたが、私は現地には行けないものの、ネットやニュースでその様子を見守りたいと思います。
そして、自分ができることとして、次の選挙には必ず行き、自分の考えに一番近い候補や政党に票を投じようと決意しました。


小さな農園からできること

私たち丹羽いちご園は、国会議員でも経済学者でもありません。
でも、家族やお客様、地域の仲間たちと「どう生きていくか」「どう商売を続けていくか」を日々考えながら生きています。

だからこそ、一見遠い「政治」や「経済」の話も、自分ごととして受け止めていきたい。
そして、いちご狩りに来てくださるお客様に、「世の中も悪いことばかりじゃない」「これから少しずつ良くなるかもしれない」と感じてもらえるよう、今日もいちごを育て、笑顔でお迎えしたいと思います。

「減税VS増税」の対立構図は、私たちの暮らしや商売に直結する大きなテーマです。
一人ひとりが考え、声を上げ、行動することで、きっと未来は変わっていく。
そんな希望を持ちながら、これからもこの農園で、地域の皆さんと一緒に生きていきたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

🔗 参考元動画はこちら(YouTube)

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