所得控除と税額控除の違い(自分用メモ)

こんにちは、丹羽いちご園の丹羽です。

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所得控除と税額控除の違い(自分用メモ)

どちらも税負担を軽減するための手段ですが、具体的な仕組みや効果には大きな違いがあります。今回は、この二つの控除の違いについて詳しく説明します。

所得控除とは?

所得控除は、課税所得を減少させることで税負担を軽減する仕組みです。具体的には、総所得から一定の金額を差し引くことができ、その結果、税金が計算される基準となる所得が減少します。

代表的な所得控除

  1. 基礎控除:すべての納税者が受けられる控除で、所得金額に関係なく一定額を控除します。
  2. 配偶者控除:一定の収入以下の配偶者がいる場合に適用される控除です。
  3. 扶養控除:一定の条件を満たす扶養家族がいる場合に適用される控除です。
  4. 医療費控除:年間で一定額以上の医療費を支払った場合に適用される控除です。
  5. 社会保険料控除:支払った社会保険料(健康保険料や年金保険料など)を控除することができます。

これらの控除は、課税所得を減少させるため、結果的に支払う税額が少なくなります。例えば、年間所得が500万円で、所得控除が100万円ある場合、課税所得は400万円となり、この400万円に対して税率が適用されます。

税額控除とは?

一方、税額控除は計算された税額から直接控除する仕組みです。つまり、最終的に支払うべき税額から一定の金額を差し引くことで、納税額を減少させます。

代表的な税額控除

  1. 住宅ローン控除:住宅ローンを組んで住宅を購入した場合、一定期間にわたり税額が控除されます。
  2. 配当控除:株式の配当金に対して課税された場合、一定の税額が控除されます。
  3. 外国税額控除:外国で支払った税金を国内の税額から控除することができます。
  4. 寄附金控除:特定の公益法人やNPO法人への寄付に対して適用される控除です。

税額控除の特徴は、税額から直接引かれるため、その効果が非常に大きいことです。例えば、計算された税額が50万円で、税額控除が20万円ある場合、最終的に支払う税額は30万円となります。

所得控除と税額控除の違い

このように、所得控除と税額控除には以下のような違いがあります。

  1. 控除の対象
    • 所得控除:課税所得を減少させる。
    • 税額控除:計算された税額を減少させる。
  2. 控除の効果
    • 所得控除:課税所得が減少するため、間接的に税額が減少する。
    • 税額控除:税額から直接引かれるため、控除額がそのまま税額の減少に直結する。
  3. 控除の計算方法
    • 所得控除:総所得から一定額を差し引く。
    • 税額控除:計算された税額から一定額を差し引く。

まとめ

所得控除と税額控除は、どちらも税負担を軽減するための重要な手段ですが、その仕組みや効果には大きな違いがあります。所得控除は課税所得を減少させることで間接的に税額を減少させ、税額控除は税額から直接引かれることで即座に税負担を軽減します。納税者はこれらの控除をうまく活用することで、適切な税負担の軽減を図ることができます。税制に関する理解を深め、自身の状況に最適な控除を活用することが大切です。

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