こんにちは、丹羽いちご園の丹羽です。
今シーズンのいちご狩りは終了しました、次は12月に直売を少しし始めて1月からいちご狩りを開始の予定でいます。
冷凍の苺も売り切れです!
丹羽いちご園の苺は片付け中、育苗もやっています!
8月のいちごの管理(育苗)についての私なりのメモを書いときます。気候や地域によって管理方法が異なる場合もあるため、お住まいの場所に合わせて調整してください。
8月の苺の育苗方法
皆さん、こんにちは!苺農家の丹羽です。今日は8月の苺の管理についてお話ししたいと思います。8月は苺農家にとって非常に重要な時期です。春から夏にかけて収穫が終わり、次のシーズンに向けた準備が本格的に始まる時期だからです。
まず、8月は夏の暑さがピークを迎えるため、苺の株がストレスを受けやすくなります。そのため、適切な水管理が不可欠です。水やりの際は、朝早くか夕方に行うのが理想的です。日中に水をやると、蒸散が激しくなり、苺の株が熱を持ちやすくなります。また、過剰な水やりは根腐れの原因となるため、土の湿度をよく観察してから行うようにしましょう。
次に重要なのが、肥料管理です。8月は次のシーズンの準備期間であるため、苺の株に必要な栄養をしっかりと供給することが求められます。特に、リン酸やカリウムを含む肥料を使用すると、根の発育を促進し、病気に強い株を作ることができます。ただし、肥料の過剰投与は逆効果となるため、適切な量を守ることが大切です。
さらに、病害虫対策もこの時期には欠かせません。夏の暑さで病害虫が活発になるため、定期的な観察と対策が必要です。特に、ハダニやアブラムシが発生しやすいので、早期発見・早期対応が求められます。自然農薬を使用するか、農薬を使う場合は使用量を守り、環境に配慮した管理を行うことが重要です。
また、8月は苺の株が夏の暑さで弱っている時期でもあります。適切な休養を与えることが、次のシーズンに向けた元気な株を育てるために必要です。例えば、日よけを設置して直射日光を避ける、古い葉を取り除いて通気性を確保する、などの対策が効果的です。
最後に、苺の株を健康に保つための土壌改良も検討してみてください。特に、有機質を多く含む堆肥を使用することで、土壌の保水力が向上し、苺の株が夏の暑さに耐えやすくなります。
以上が8月の苺管理のポイントです。毎日の手入れが、次の収穫期に大きな差を生むので、しっかりと管理していきましょう!皆さんの苺が元気に育ちますように、応援しています!
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