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「いちごの苗って、どうやって増やすの?」
家庭菜園を始めた方なら、一度は考える疑問ですよね。実は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、1株から100株以上に増やすことも可能なんです!
本記事では、いちごの苗を効率よく、かつ大量に増やす方法を初心者向けに丁寧に紹介します。
いちごの苗は2種類の方法で増やせる
いちごの苗を増やす方法には、大きく分けて2つあります。
- いちごの実についている“つぶつぶ”=種を蒔いて育てる方法
- 株元から伸びてくる「ランナー(匍匐茎)」を利用する方法
ただし、種から育てる方法はおすすめできません。発芽した苗は親株と同じ品質になるとは限らず、「先祖返り」で味や形が劣る可能性があるからです。
そのため、農家のほとんどが「ランナー増殖」を採用しています。
ランナーって何?いちごが自然に出す子株の仕組み
「ランナー」とは、親株から紐状に伸びる茎のこと。この先に子株が自然に形成されます。
その子株がまたランナーを伸ばして次の株を作るという、いちご特有の連鎖的な増殖スタイルが特徴です。
農家ではそれぞれに「太郎株」「次郎株」「三郎株」などの呼び方をします。
1株から100株以上も可能!?品種によって違うランナーの出方
品種によってランナーの出方に差がありますが、「章姫」などは非常にランナーが多いことで知られています。
1株で30本以上ランナーが出ることもあり、1本につき2~3株つけば、計算上100株以上に増やすことも夢ではありません。
苗が小さいうちはランナーを出させてはいけない理由
注意点として、苗が未成熟の段階でランナーを出すのはNGです。
株が小さいうちは、まだ自分自身を育てるためのエネルギーが必要。ここでランナーを伸ばすと、栄養が分散して、親株の成長もランナーの発生数も低下してしまいます。
4月中は花もランナーもすべて摘み取るのが基本です。
4〜6月の管理スケジュール|成功する株増殖の流れ
時期 | 作業内容 |
---|---|
4月中旬〜末 | 親株の育成に専念。花やランナーは摘み取る。 |
5月上旬〜中旬 | 株が育ったら、ランナーを伸ばし子株を形成。 |
6月 | 根付いた子株を切り離し、植え替えて育苗開始。 |
この流れを守ることで、健康で丈夫な苗を大量に確保できます。
親株を育てるコツ|肥料と土の管理で差が出る
良い親株には栄養管理と土づくりが重要。
化成肥料(例:オール10など)を適量与え、特に窒素成分を意識しましょう。窒素は葉や茎の成長に効果的です。
市販のポット苗は根詰まりしやすいため、購入後はすぐに大きめのプランターに植え替えるのが理想です。
まとめ|いちごをたくさん増やしたいなら、今すぐ始めよう!
いちごの苗は、ランナーを活用すれば初心者でも簡単に大量生産が可能です。
4月は親株の育成に専念し、5月以降に一気に子株を作ることで、1株→100株以上の夢も現実に。
ぜひこの春から、苗づくりにチャレンジしてみてください!
▼ 動画で学ぶ(参考動画)
【いちご】大量にいちごを増やすにはコレやって!!|楽テック
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