いちごを育てていて、
「実はつくのに甘くならない」
「見た目は良いのに味が薄い」
と感じたことはありませんか?
実はいちごが甘くならない原因は、
品種や腕前よりも、日々の管理や肥料の考え方にあることがほとんどです。
特に家庭菜園では、
「良かれと思ってやったこと」が逆効果になるケースも少なくありません。
この記事では、農家目線で、
いちごが甘くならない主な原因と、
今日から見直せる具体的な対策を分かりやすく解説します。
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いちごが甘くならない一番多い原因
いちごが甘くならない原因で最も多いのが、
肥料の与えすぎ、特に窒素分が多くなりすぎているケースです。
窒素が多いと葉は大きく元気に育ちますが、
その分、株は「葉を育てること」にエネルギーを使い、
実に糖を回しにくくなります。
その結果、
・見た目は立派
・実はつく
・でも甘くならない
という状態になりやすくなります。
「甘くしたいから肥料を足す」
この判断が、逆に甘さを下げてしまうこともあるのです。
肥料をあげているのに甘くならない理由
肥料をあげているのに甘くならない場合、
肥料の量よりも「種類」と「タイミング」が合っていないことが原因になりがちです。
例えば、
・元肥と追肥の区別が曖昧
・生育初期と収穫期で同じ肥料を使っている
・液肥を頻繁に与えている
といったケースです。
いちごは生育段階によって、
必要とする栄養バランスが変わる作物です。
今の状態に合わない肥料を与えていると、
一見育っているように見えても、
甘さが出にくくなってしまいます。
実がつくのに味が薄い時のチェックポイント
実はつくけれど味が薄い場合は、
肥料以外にも次のポイントを確認してみてください。
・葉の色が濃すぎないか
・花や実が多すぎないか
・水を与えすぎていないか
葉が濃い緑色になりすぎている場合は、
窒素過多のサインであることが多いです。
また、花や実が多すぎると、
1つ1つの実に回る養分や糖分が不足し、
結果として味が薄くなります。
「たくさん収穫したい」気持ちが、
甘さを犠牲にしている場合もあります。
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甘いいちごを育てるための肥料の考え方
甘いいちごを育てるために大切なのは、
「たくさん与えること」ではなく「整えること」です。
まずは基本となる肥料を安定させ、
株の状態をしっかり作ることが重要です。
その上で、
・甘さをもう少し出したい
・勢いが落ちてきた
と感じたタイミングで、
必要な分だけ追肥を行います。
一度に多く与えるよりも、
様子を見ながら少しずつ調整する方が、
結果的に甘さは安定しやすくなります。
どうしても甘くならない時の対処法
色々試しても甘くならない場合は、
一度「肥料を足す」のをやめる判断も大切です。
・追肥を一旦止める
・水やりを控えめにする
・株を休ませる意識を持つ
いちごは、少しストレスがかかることで、
実に糖をためやすくなる作物です。
常に手をかけ続けるよりも、
あえて様子を見る期間を作ることで、
甘さが戻るケースも少なくありません。
いちごが甘くならない時は「肥料の見直し」から
いちごが甘くならない原因の多くは、
肥料の与え方や管理のバランスにあります。
・与えすぎていないか
・今の生育段階に合っているか
・足すより減らす判断ができているか
これらを見直すだけでも、
味は大きく変わってきます。
肥料選びで失敗したくない方は、
基本を押さえた肥料から始めて、
株の様子を見ながら調整するのがおすすめです。
肥料選びで失敗したくない方は、
農家目線でまとめた「いちごにおすすめの肥料5選」も参考にしてください。