いちご狩りの丹羽いちご園情報(11月第4週)

こんにちは、丹羽いちご園の丹羽です。

まずはお知らせ!

12月に直売を少し始めて1月からいちご狩りを開始の予定でいます

・冷凍の苺売り切れです(こちらも12月から販売出来るかも)

・じゃらんにて、いちご狩り予約を開始しました!

https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000207968/activity_plan/?screenId=OUW3701&rootCd=3


丹羽いちご園の苺はやっと赤い実がつき始めました!

11月のいちごの管理についての私なりのメモを書いときます。気候や地域によって管理方法が異なる場合もあるため、お住まいの場所に合わせて調整してください。

秋の冷え込みが深まる中、収穫に向けた準備をさらに進めていきます。美味しい苺を育てるために、細心の注意を払いながら作業を進めています。

目次

11月の苺の育苗方法

苺の成長と温度管理

11月になると気温が一段と下がり、特に夜間の冷え込みが強くなります。苺は寒さにある程度強い植物ですが、適切な温度管理を行うことで、健全な成長を促すことができます。日中は太陽光を活かして温室内の温度を上げ、夜間は暖房を使用しています。温度を一定に保つことで、苺がストレスを受けずに成長できる環境を整えています。

また、昼夜の温度差が適度にあると、甘みの元となる糖度が上がりやすくなります。そのため、温度管理は「甘くて美味しい苺作り」の鍵となる重要な作業です。


水分管理

11月は気温が低くなることで土壌の乾燥が進みにくくなりますが、水分管理は引き続き重要です。過剰な水分は根腐れや病気の原因になるため、土壌の湿度をしっかりと確認しながら適切な水やりを心掛けています。特に、晴れた日には午前中に水を与え、夕方までに土壌が適度に乾くよう調整します。


病害虫対策

11月は気温の低下に伴い害虫の活動が減少する時期ですが、油断は禁物です。特にハウス内の環境では、暖かさを好むアブラムシやハダニが発生する可能性があります。そのため、定期的に葉や茎の状態を観察し、異常が見つかれば速やかに対応します。

丹羽いちご園では、自然環境に配慮した農法を採用しています。植物に優しい有機防除剤を使用したりすることで、苺の安全性を確保しつつ、健康的な環境を維持しています。


栄養補給

11月は、苺がしっかりと葉を広げ、花芽を形成する大事な時期です。この成長を支えるためには、適切な栄養補給が欠かせません。丹羽いちご園では、土壌分析を基に必要な肥料を適切なタイミングで施しています。特に、カリウムや窒素などの成分がバランスよく供給されるよう注意を払い、苺が元気に育つ環境を整えています。


花芽の管理

11月には、苺の苗に小さな花芽が現れ始めます。この花芽が春に美しい花を咲かせ、その後の実りにつながる重要なステップです。花芽が均等に成長するよう、不要な葉を取り除いたり、苗の間隔を調整したりすることで、光がしっかりと当たる環境を作っています。


まとめ

11月は、苺の成長にとって準備から本格的な育成へと移行する重要な時期です。温度・水分管理、病害虫対策、栄養補給など、全ての作業を丁寧に行うことで、春に最高の苺を皆様にお届けするための基盤を作っています。

これから寒さが厳しくなりますが、丹羽いちご園では心を込めて苺の管理を行い、皆様に喜んでいただける美味しい苺を育てています。引き続き応援よろしくお願いいたします!

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