いちごを育てていて、
「葉が小さいまま大きくならない」
「全体的に元気がなく、成長が止まっている気がする」
と感じたことはありませんか?
いちごの葉は、株の状態を映すバロメーターです。
葉が小さい・元気がない場合、栽培環境や肥料、水やりなどに
何らかの原因が隠れていることがほとんどです。
この記事では、農家目線で、
いちごの葉が小さくなる・元気がなくなる主な原因と、
家庭菜園でもすぐに見直せる対策を分かりやすく解説します。
いちごの葉が小さい時にまず確認したいこと
葉が小さいと感じたら、まずは肥料の前に
「育つ環境が整っているか」を確認しましょう。
・日当たりは足りているか
・極端に寒い、または暑い環境になっていないか
・風通しが悪くなっていないか
いちごは環境が合わないと、
葉を大きく展開させる前に成長を止めてしまいます。
肥料を足す前に、置き場所や環境を見直すことが大切です。
肥料不足が原因で葉が育たないケース
葉が小さく、色も薄い場合は、
肥料不足が原因になっていることがあります。
特に、
・元肥を入れていない
・追肥をほとんどしていない
・水だけで育てている
といった場合、株の栄養が足りず、
葉が十分に育ちません。
ただし、焦って一気に肥料を与えると、
根を傷めて逆効果になることもあります。
少量ずつ、株の様子を見ながら補うことが重要です。
肥料をあげているのに葉が小さい理由
肥料をあげているのに葉が小さい場合、
量ではなく「種類」や「バランス」が合っていない可能性があります。
例えば、
・実や甘さを意識した肥料ばかり使っている
・窒素分が極端に少ない
・即効性の肥料を頻繁に与えている
といったケースです。
葉を育てるためには、ある程度の窒素が必要です。
株の土台ができていない状態で、
実つきを優先すると、葉の成長が止まりやすくなります。
葉を大きく元気に育てるための考え方
葉を元気に育てるために大切なのは、
まず「株の土台作り」を優先することです。
・新しい葉が順調に出てくる
・葉の色が安定してくる
・全体にハリが出てくる
この状態が整ってから、
花や実を意識した管理に進むことで、
株が安定しやすくなります。
葉が育っていない段階で無理をさせると、
回復に時間がかかるため注意が必要です。
葉が小さい時にやってはいけないこと
葉が小さいからといって、
次のような対応は逆効果になりやすいです。
・肥料を一度に大量に与える
・毎日のように液肥を与える
・環境を頻繁に変える
いちごは急激な変化を嫌う作物です。
「少しずつ整える」意識を持つことで、
葉は徐々に元気を取り戻していきます。
よくある質問(Q&A)
Q. 葉が小さい時、肥料をあげればすぐ大きくなりますか?
A. すぐには大きくなりません。
葉が小さい原因が肥料不足だった場合でも、
肥料を与えて 数日〜1週間で急に大きくなることはほとんどありません。
いちごは、
根が栄養を吸う 株全体が回復する 新しい葉が展開する
という段階を踏んで成長します。
そのため、葉が小さい時は
一度に多く肥料を与えるのではなく、
株の様子を見ながら少しずつ整えることが大切です。
焦って肥料を足しすぎると、
かえって根を傷めて回復が遅れることもあります。
いちごの葉が小さい時は「土台作り」を見直そう
いちごの葉が小さい・元気がない場合、
原因は一つではなく、環境・肥料・管理のバランスにあります。
・まずは育つ環境を整える
・不足している栄養を少しずつ補う
・葉が育つまで焦らない
この順番を意識することで、
株全体が安定し、その後の実つきや甘さにもつながります。
肥料選びで失敗したくない方は、
農家目線でまとめた「いちごにおすすめの肥料5選」も参考にしてください。
また、
いちごが甘くならない原因と対策
いちごの花が咲かない・実がならない原因
もあわせて読むと、管理の全体像が分かりやすくなります。