丹羽いちご園では、暖冬の年も夜の最低温度(暖房の設定)は変えません。変えるのは、ハウス内のカーテンを閉める時期と、昼の換気の目標温度です。
気象庁が2026年9月18日に発表した冬(12〜2月)の見通しでは、東日本・西日本の平均気温は平年より高いと報じられています。この記事では、埼玉県吉見町の丹羽いちご園が暖冬の年にどう管理しているかを紹介します。
この記事でわかること
- 暖冬の年でも丹羽いちご園が変えないこと(夜の最低温度)
- 暖冬の年に変えること(カーテンを閉める時期・昼の換気の目標温度)
- 暖冬で収穫が増えた年に、味が落ちた経験とその対応
この冬は暖冬の見込み
気象庁の見通しは「東日本・西日本で高い」
共同通信の報道によると、2026年9月18日に発表された冬の見通しでは、12月から2027年2月の平均気温は東日本・西日本で平年より高い見込みです。予報は見込みであり、冬の途中に強い寒気が来ることもあります。
丹羽いちご園では暖冬の年に何を変える?
暖冬の年に変える管理と、変えない管理を丹羽いちご園に確認しました。以下は同園のハウスでの実践であり、ほかのハウスにそのまま当てはめるための設定値ではありません。
暖冬でも変えないこと、変えること
夜の最低温度(暖房の設定)は変えない
丹羽いちご園では、暖冬の年も夜の最低温度(暖房の設定)は変えていません。
変えるのは「カーテンを閉める時期」と「昼の換気の目標温度」
暖冬の年に変えるのは、次の2点です。
- ハウス内のカーテンを閉める時期
- 昼の換気の目標温度
| 項目 | 暖冬の年の扱い |
|---|---|
| 夜の最低温度(暖房の設定) | 変えない |
| カーテンを閉める時期 | 変える |
| 昼の換気の目標温度 | 変えて調節する |

暖冬でも夜の最低温度は変えず、カーテンを閉める時期と昼の換気の目標温度を変えて調節します。
判断には、スイッチボットの平均・最高・最低温度を見ている
丹羽いちご園では、スイッチボットの温度計を使っています。夜の間の温度も記録してくれるためです。その中でも、平均温度と最高温度、最低温度を特に見て判断しています。
スイッチボットとは
スイッチボット(SwitchBot)は、温湿度計などをスマホのアプリとつないで使える、スマートホーム製品のブランドです。
ハウス全体の環境管理はいちごのハウス栽培を制する環境制御の基本で解説しています。冬の夜に明かりを使う栽培についてはいちごの電照栽培とは?冬に夜も明かりをつける理由と時期・時間の目安をご覧ください。この記事では、暖冬の年の温度管理に絞って紹介します。
暖冬で収穫が増えた年に、味が落ちた経験
収穫は増えたが、いちごの味が落ちた
丹羽いちご園では、過去の暖冬の年に収穫量が増える一方、いちごの味が落ちた経験があります。農園主は、着果負担が影響したと見ています。
昼の目標温度を下げて対応した
味が落ちたときは温度管理を見直し、昼の目標温度を下げて対応しました。

家庭菜園や他の農園で同じにしてよいか
ここで紹介したのは、丹羽いちご園のハウスでの管理です。ハウスの構造や暖房方法、品種、地域が異なれば、同じ管理が合うとは限りません。
家庭菜園の小さなハウスやプランターへ、そのまま設定を移すための記事ではありません。
よくある質問
Q. 暖冬の年は、暖房の設定温度を下げてよいですか?
丹羽いちご園では、夜の最低温度の設定は暖冬の年でも変えていません。変えるのは、カーテンを閉める時期と昼の換気の目標温度です。
Q. 暖冬だと、いちごの味は落ちますか?
必ず落ちるとは言えません。丹羽いちご園では、過去の暖冬の年に収穫が増え、味が落ちた経験があります。原因は着果負担だったと農園主は見ています。そのときは昼の目標温度を下げて対応しました。
Q. ハウスの温度は何で測っていますか?
スイッチボットの温度計を使っています。夜の間の温度も記録してくれるため、平均温度と最高温度、最低温度を特に見て判断しています。
まとめ
丹羽いちご園は、暖冬の年でも夜の最低温度の設定は変えず、カーテンを閉める時期と昼の換気の目標温度を変えて調節しています。判断には、スイッチボットの平均温度・最高温度・最低温度を見ています。
過去の暖冬の年には、収穫量が増える一方で味が落ちた経験があります。農園主は着果負担が影響したと見ており、そのときは昼の目標温度を下げて対応しました。
本記事は丹羽いちご園への取材・確認をもとに、AI(Claude)が編集・執筆を行っています。暖冬の年に夜の最低温度を変えないこと、カーテンを閉める時期と昼の換気の目標温度を変えること、スイッチボットの平均・最高・最低温度で判断していること、過去の暖冬で味が落ちて昼の目標温度を下げたことは、いずれも農園本人に確認済みの内容です。
