「いちごの旬はいつ?」と聞かれたら、多くの人は冬を思い浮かべるかもしれません。露地栽培が主流だった時代の名残でいう「本来の旬」は一般的には春とされますが、丹羽いちご園の感覚では3〜4月ごろが近く、いちごが特に美味しいと感じるのは12月〜3月ごろです。
今スーパーやいちご狩りで多く出回っているのは、ハウスを使った促成栽培のいちごです。出荷は12月ごろから始まり、3月ごろに本当のピークを迎えます。「本来の旬」と「今よく見る時期」がずれているのは、栽培方法の違いが理由です。
この記事でわかること
- いちご本来の旬と、今スーパーで多く出回る時期の違い
- なぜ冬からいちごが出回るようになったのか(促成栽培の仕組み)
- いちご狩りに行くならいつが良いか
いちごの旬はいつ?結論から解説
いちごの本来の旬は、屋外で育てる露地栽培が主流だった時代の名残で春ごろとされています。一般的には4〜6月ごろとされることもありますが、気温が上がりすぎる6月は「旬」というより夏に近く、丹羽いちご園の感覚では3月〜4月ごろが本来の旬に近い時期です。
一方、現在スーパーの店頭やいちご狩り農園で多く見かけるのは、ハウスの中で気温や地温を管理して育てる促成栽培のいちごです。この方法では収穫時期が前倒しになり、12月ごろから出荷が始まります。
1月・2月はまだ出荷量が増えていく途中で、3月ごろに本当のピークを迎えます。
つまり「いちごの旬はいつ?」という質問には、伝統的な意味での旬(3〜4月ごろ)と、今よく見かける出回りのピーク(3月ごろ)という、少し違う2つの答えがあります。丹羽いちご園としては、12月〜3月ごろの時期が特に美味しいと感じています。
なぜ冬にいちごが多く出回るの?(促成栽培の仕組み)
冬にいちごが多く出回るようになった大きなきっかけは、クリスマスケーキの需要です。12月に品質の良いいちごをそろえたいという需要に応える形で、ハウスの中で春に近い環境を人工的につくり、開花や収穫の時期を早める促成栽培の技術が広まりました。
促成栽培のやり方は農園によってさまざまですが、主にハウス内の気温を上げる暖房と、土の温度(地温)を上げる工夫が中心です。農園によっては照明で日長を調整する「電照」という方法を使うところもあります。
丹羽いちご園では、暖房機でハウス内の気温を温め、温湯管で地温を温めることで、冬から収穫できるようにしています。電照は行っていません。ハウスの管理については、灌水を手動で管理している理由をまとめた記事でも紹介しています。
露地栽培といちご狩り(ハウス促成栽培)は何が違う?
露地栽培と、いちご狩りで主流のハウス促成栽培では、収穫時期だけでなく栽培環境そのものが異なります。違いを整理すると次のとおりです。
| 項目 | 露地栽培/ハウス促成栽培 |
|---|---|
| 収穫時期 | 露地:3〜4月ごろ/ハウス促成:12月〜5月ごろ |
| 栽培環境 | 露地:屋外・自然の気候まかせ/ハウス促成:ハウス内で気温・地温を管理 |
| いちご狩りとの関係 | 露地:いちご狩り農園ではほとんど採用されない/ハウス促成:多くのいちご狩り農園で採用 |

屋外でそのまま育てる露地栽培は、気候の影響を受けやすく、収穫できる期間も短くなります。ハウス促成栽培は環境を管理できる分、12月から5月ごろまで長い期間収穫を続けられるのが特徴です。
丹羽いちご園のいちご狩りシーズンはいつ?
丹羽いちご園のいちご狩りは、12月〜5月の収穫期に行っています。中でもおすすめの時期は3月で、実の量と来園しやすさのバランスが良い時期です。詳しい時間帯の考え方は、いちご狩りは何時に行くのがいいかをまとめた記事で紹介しています。
お土産として直売所でいちごを購入することもできますが、量り売りでの購入はシーズン終盤の期間限定です。詳しいルールはいちご狩りFAQの記事にまとめています。
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いちごの出回り時期をカレンダーで確認
ハウス促成栽培のいちごは、12月から5月ごろまで長い期間収穫が続きます。丹羽いちご園の感覚に近い出回りの流れをカレンダーにすると、次のようになります。

12月ごろに出荷が始まり、1月・2月は少しずつ増えていく時期で、3月ごろが本当のピークです。4月は落ち着いた時期に入り、5月ごろにかけて終盤となります。
丹羽いちご園としては、12月〜3月ごろが特に美味しいと感じる時期です。いちご狩りに行く時期を考えるときも、この流れを目安にすると計画を立てやすくなります。
よくある質問
いちごの旬は本当は春なのに、なぜ12月から売っているのですか?
ハウスの中で気温や地温を管理する促成栽培によって、本来の旬より早い時期から収穫できるようにしているためです。丹羽いちご園では暖房機と温湯管でハウス内の気温と地温を温めており、電照は使っていません。
クリスマス需要に合わせて広まった技術で、12月ごろから出荷が始まり、3月ごろに本当のピークを迎えます。
いちご狩りは何月に行くのが一番良いですか?
丹羽いちご園では、実の量と来園しやすさのバランスが良い3月をおすすめしています。シーズン全体は12月〜5月です。時間帯の選び方はこちらの記事で解説しています。
スーパーのいちごといちご狩りのいちごは違う品種ですか?
品種が違う場合もありますが、必ずしも別物というわけではありません。どちらもハウス促成栽培で育てられていることが多く、栽培方法という点では共通しています。
本記事は一般的な知識・公開情報をもとにAIが構成し、丹羽いちご園が内容を確認しています。
