いちごの育苗に使ったポットやトレイ、来年もそのまま使い回していいのか迷ったことはありませんか。
丹羽いちご園では、ポットとトレイは洗って消毒したうえで再利用しています。使うのは「イチバン」という資材消毒剤です。培土のほうは薬剤ではなく、太陽熱・熱湯・乾燥で処理しています。
タイミングはシーズンが終わって片付けをするときです。この記事では、丹羽いちご園が実際に何をどう消毒しているか、そして消毒するようになった理由を紹介します。
この記事でわかること
- 育苗ポット・トレイに使っている消毒剤と、その正しい用途
- 培土は薬剤を使わず熱で処理している理由
- 消毒をやるタイミングと、始めたきっかけ
育苗ポット・トレイは消毒して再利用する
丹羽いちご園では、育苗に使ったポットとトレイを捨てずに再利用しています。ただし、そのまま使うのではなく消毒してから使います。
使っているのは「イチバン」という資材消毒剤
使っているのはOATアグリオの「イチバン」です。有効成分はTCMTB(2-(チオシアノメチルチオ)-1,3-ベンゾチアゾール)30.0%で、育苗箱・育苗用ポット・支柱などの資材を消毒するための薬剤です。
メーカーの製品情報によると、使い方は500〜1000倍に薄めたうえで、資材をさっと液に浸すか、ジョウロでかけるかのどちらかとされています。

※育苗ポットの消毒作業を再現したイメージ画像です。
作物に直接かける薬剤ではない
ここは間違えやすいので先に書いておきます。イチバンは資材を消毒するための薬剤で、作物への直接散布は認められていません。適用として登録されているのは育苗箱(木・プラスチック製)、育苗用ポット、支柱等資材です。
「いちごに効く薬」ではなく「ポットや箱をきれいにする薬」だと考えてください。
やるのはシーズン終了後・片付けのとき
丹羽いちご園では、消毒をシーズンが終わって片付けをするタイミングで行っています。使い終わったポットを洗い、消毒して、次のシーズンまで保管しておく流れです。
片付けの時期にまとめてやってしまうことで、次の育苗を始めるときに「消毒がまだ」という状態にならずに済みます。閉園後の片付け全体の流れは「いちご狩り閉園後、来シーズンの苗はどう準備する?丹羽いちご園の3つの方法」でまとめています。
培土は薬剤ではなく太陽熱・熱湯・乾燥で処理する
ポットやトレイと違い、培土のほうは薬剤を使っていません。丹羽いちご園では太陽熱・熱湯・乾燥で処理しています。
資材と培土で方法が分かれるのは、そもそも使える薬剤が違うためです。イチバンのような資材消毒剤は、土そのものにかけるものではありません。
| 対象 | 丹羽いちご園の処理方法 |
|---|---|
| 育苗ポット・トレイ | 洗ってからイチバン(資材消毒剤)で消毒する |
| 培土 | 薬剤は使わず、太陽熱・熱湯・乾燥で処理する |
一般的に、土を熱で処理する方法は、薬剤を使わずに済む反面、天候や作業スペースに左右されやすいとされています。プランターの古い土をどう扱うかについては「いちごの土は再生できる?プランターの古い土を再利用する手順と注意点」で解説しています。
なぜ消毒するのか|産地で普通にやられていること
正直に書くと、丹羽いちご園が消毒を始めたのは「病気が出て困ったから」ではありません。産地や周囲の農家でやるのが普通だからというのが理由です。
いちごの育苗では、同じポットや資材を何年も使い回します。そのなかで、産地全体として「使ったものは洗って消毒してから次に使う」という手順が定着している、という状況です。
「うちで病気が出たから始めた対策」ではないので、これをやれば病気が防げると言い切ることはできません。ただ、周囲で標準的に行われていることを外す理由も特にない、という判断で続けています。
丹羽いちご園の資材まわりの処理
- ポット・トレイは捨てずに再利用する
- 再利用する前に洗って、イチバンで消毒する
- 培土は薬剤ではなく太陽熱・熱湯・乾燥で処理する
- やるのはシーズン終了後・片付けのタイミング
- 病気が出たからではなく、産地で普通にやられている手順として行う
使うポットのサイズそのものについては「いちごの育苗ポット、連結ポットは避ける?丹羽いちご園が鉢増しせず7.5cmポリポットを使う理由」で書いています。
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丹羽いちご園が使っている資材消毒剤
育苗用ポットや支柱などの資材消毒に使える薬剤です。作物に直接かけるものではないため、使用前に必ずラベルの適用と使用方法をご確認ください。数個のポットを洗うだけなら、熱湯や天日でも対応できます。
よくある質問
Q. 育苗ポットは毎年新しくしたほうがいいですか?
丹羽いちご園では新しくせず、洗って消毒したうえで再利用しています。使い捨てにするかどうかは、管理する本数や保管スペースによっても変わります。
Q. イチバンはいちごにかけてもいいですか?
いいえ。イチバンは資材消毒剤で、作物への直接散布は認められていません。適用として登録されているのは育苗箱・育苗用ポット・支柱等の資材です。使用前にラベルの記載を必ず確認してください。
Q. 家庭菜園でも薬剤で消毒したほうがいいですか?
ポットが数個であれば、熱湯や天日で乾かす方法でも対応できます。丹羽いちご園が薬剤を使っているのは、扱う本数が多く、産地として標準的な手順になっているためです。
Q. 消毒すれば育苗の病気は防げますか?
防げると言い切ることはできません。丹羽いちご園は病気が出たことをきっかけに始めたわけではなく、産地で普通に行われている手順として続けています。
Q. 培土にも同じ薬剤を使えますか?
丹羽いちご園では培土に薬剤は使わず、太陽熱・熱湯・乾燥で処理しています。資材用の消毒剤は土そのものにかけるものではありません。
この記事はAI(Claude)の支援で作成し、農家本人(丹羽)が内容を確認・監修しています。農薬・消毒剤の使用にあたっては、必ず製品ラベルの適用作物・使用方法をご確認ください。

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