いちごの育苗中、「虫の被害に気づいたら葉が真っ白になっていた」「気づいたときには手遅れだった」という悩みはありませんか。
結論から言うと、虫のチェックは「別の作業」として時間を取るのではなく、水やりなど毎日必ず行う作業に合わせて見る方が続けやすくなります。
丹羽いちご園では、点滴灌水のバルブを自動化せず、毎日手動で開け閉めしています。この運用は「いちごの灌水は自動化すべき?丹羽いちご園が手動でバルブを開け閉めしている理由」で紹介した通り、その日の苗と土の状態を見てから水やりの量とタイミングを判断するためです。この記事では、その「毎日苗のそばへ行く機会」を虫の早期発見にどう生かせるか、見ているポイントとあわせて解説します。
この記事でわかること
- 虫チェックを別作業にしない考え方
- ハダニ・アブラムシの葉裏でのサイン
- 見回りの頻度と、見つけたときの次の一手
いちごの育苗、虫チェックは「別作業」にしない
虫のチェックのためだけに時間を確保しようとすると、忙しい時期ほど後回しになりがちです。
灌水や葉かきなど、もともと苗に近づく作業のついでに葉裏を見る習慣にしておくと、特別な時間を取らずに毎日の点検につながります。
灌水のたびに苗のそばへ行く、その機会を活用できないか
丹羽いちご園では、点滴灌水のバルブを自分で開け閉めしているため、毎日必ず苗のそばに立つタイミングがあります。
このタイミングで葉をめくって裏側を見る、という一手間を加えるだけで、虫チェックのために別枠の時間を用意しなくて済みます。
ただし、この見回りの際に実際どこまで葉裏を意識しているかは、丹羽いちご園本人へ確認中の部分です。ここから先に紹介する見るポイントは、一般的な育苗管理として広く知られている内容です。

葉裏チェックで見ているポイント
葉裏を見るときに、何を見ればいいのか分からないと点検が続きません。ハダニとアブラムシは、見た目のサインが異なります。
ハダニのサイン(葉裏の小さな点・かすれ)
ハダニは葉裏に寄生し、葉の養分を吸います。葉裏に小さな点状の跡が増えたり、葉の色がかすれたように薄くなったりするのが初期のサインです。数が増えると、葉の表側にも白っぽいかすれが目立つようになります。
アブラムシのサイン(新芽・葉裏の集団)
アブラムシは新芽や葉裏に集団でつきやすい虫です。小さな緑色や黒色の粒が固まっているように見えたら、アブラムシがついているサインです。放置すると新芽の伸びが鈍くなることがあります。
| 虫の種類 | 葉裏で見えるサイン |
|---|---|
| ハダニ | 小さな点状の跡、葉色のかすれ |
| アブラムシ | 新芽・葉裏に集団でつく緑〜黒の粒 |

ハダニ・アブラムシそれぞれの詳しい対策は、「いちごのハダニ対策完全ガイド」「いちごのアブラムシ駆除は園芸用薬剤が必要?家庭菜園で安全に対処する手順」でまとめています。
見回りの頻度とタイミング
虫の点検は、多い時期ほど頻度を上げるのが基本です。
育苗期は水やりのたびに、落ち着いたら頻度を調整
育苗期のように毎日灌水するタイミングがある時期は、その都度葉裏を見る習慣にしておくと見落としが減ります。灌水の頻度が落ち着く時期は、数日に一度など、育苗の作業に合わせて点検の間隔を調整します。
一般的に、ハダニは高温乾燥の時期に増えやすいとされています。真夏の育苗期は、点検の優先度を特に上げておきたい時期です。
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点検で気になるサインを見つけたら
葉裏のサインに気づいたら、対象の虫や症状に合っているか、商品ラベルの適用病害虫欄を確認したうえで使う薬剤を選んでください。特定の症状を断定せず、まずは範囲を確認することが大切です。
見つけたときの次の一手
葉裏のサインに気づいたら、まずはどの虫かを見分けることが最初の一歩です。
ハダニとアブラムシでは、有効な対処のしかたが異なります。数が少ないうちに気づけば、被害が広がる前に対応しやすくなります。具体的な手順は、前述の「ハダニ対策完全ガイド」「アブラムシ駆除」の記事で解説しています。
よくある質問
Q. 虫チェックは1日に何回すればいいですか?
灌水のタイミングに合わせて1日1回で十分です。真夏など虫が増えやすい時期は、朝夕の水やりのたびに見る回数を増やすとより見落としが減ります。
Q. 葉の表だけ見ていれば大丈夫ですか?
ハダニもアブラムシも、初期の段階では葉裏に多く見られます。表だけの確認では気づくのが遅れやすいため、葉をめくって裏側まで見ることをおすすめします。
Q. 虫を見つけたら、すぐ薬剤を使うべきですか?
まずはどの虫かを見分けることが先です。虫の種類によって効果的な対応が異なるため、商品ラベルの適用病害虫欄を確認してから、症状に合った対応を選んでください。
この記事はAI(Claude)の支援で作成しています。灌水を手動で行っている点は農家本人(丹羽)が確認済みの事実ですが、虫チェックを灌水と合わせて行っているかどうかの詳細は、現在本人へ確認中です。確認が取れ次第、内容を更新します。