いちごの花芽分化を意識するとき、丹羽いちご園で窒素を控えているのは葉面散布です。灌水(水やり)に混ぜる肥料は8月中旬から止めています。葉面散布は続けながら、窒素だけを控えめにする調整をしています。
この記事では、葉面散布で窒素を控える2つの方法と、窒素以外の肥料を減らさない考え方を紹介します。灌水の肥料を止める話(別記事)とは対象が違う点も整理します。
いちごの花芽分化を意識した窒素の調整
結論からいうと、丹羽いちご園では花芽分化を意識し、葉面散布での窒素を控えめにしています。灌水に混ぜる肥料は8月中旬から止めていますが、葉面散布は続けながら窒素だけを調整しています。
花芽分化は、低温・短日・体内の窒素が少ない状態が重なると進みやすくなる、と一般に説明されています(セイコーエコロジア「いちごの花芽分化とは?」)。
窒素と花芽分化の詳しい仕組み、灌水の肥料をいつ止めているかは「いちご育苗の肥料はいつまで?丹羽いちご園が8月中旬に液肥を止める理由」で紹介しています。
今回はそのうえで、続けている葉面散布側でどう調整しているかに絞って説明します。

窒素を控える2つのやり方(葉面散布での工夫)
丹羽いちご園では、葉面散布で次の2つの方法を併用しています。
窒素肥料の量そのものを減らす
1つ目は、葉面散布で使う窒素肥料そのものの量を減らす方法です。散布する窒素の量を抑えることで調整します。
窒素の少ない配合の肥料に切り替える
2つ目は、窒素の少ない配合の肥料へ切り替える方法です。具体的な銘柄やメーカーではなく、配合されている窒素が少ないものを選ぶという考え方です。
この2つを組み合わせ、葉面散布の量と配合の両面から窒素を調整しています。
窒素以外の肥料はどう調整しているか
今回控えたいのは窒素であり、ほかの肥料成分まで一緒に減らすわけではありません。丹羽いちご園では、窒素以外の肥料はむしろ上げています。
窒素だけを絞りながら、窒素以外の要素は減らさず、増やす方向で調整しているということです。具体的に何をどれだけ上げているかは、この記事の時点では確認できていないため、ここでは扱いません。
灌水の肥料を止める話と、葉面散布で窒素を調整する話の違い
丹羽いちご園では、灌水に混ぜる肥料を8月中旬から止めています。この話は「いちご育苗の肥料はいつまで?丹羽いちご園が8月中旬に液肥を止める理由」で詳しく紹介しています。

この記事で紹介しているのは、灌水とは別に続けている葉面散布側の調整です。灌水は止める対象、葉面散布は続けながら窒素だけを控える対象、という役割分担になっています。
よくある質問
Q. 窒素だけ減らすと生育に影響しませんか?
窒素を控えることは、肥料全体をなくすことではありません。丹羽いちご園では窒素以外の肥料まで一律に減らさない形で調整していますが、生育への具体的な影響までは、この記事の一次情報だけでは判断できません。肥料の種類や苗の状態、栽培環境によって条件が異なります。
Q. 灌水の肥料を止める記事と、この記事は同じ内容ですか?
いいえ、対象が違います。灌水に混ぜる肥料は8月中旬に止めていますが(別記事参照)、葉面散布は続けていて、この記事で紹介しているのはその葉面散布側で窒素だけを控える調整です。
Q. 家庭菜園でも同じ考え方でいいですか?
「窒素だけを調整すること」と「肥料全体を減らすこと」を分けて考える点は参考になります。ただし、使っている肥料や苗の状態、栽培環境によって条件が異なるため、丹羽いちご園の方法をそのまま再現できるとは限りません。
この記事はAI(Claude)の支援で作成し、農家本人(丹羽)が内容を確認・監修しています。
