いちごのヘタは、付けたまま実を洗い、水気を切ってから取るのが基本です。流水でやさしく洗って水気を拭いた後、用途に合う方法でヘタを取りましょう。

ヘタをきれいに取る方法は、包丁・スプーン・専用器具の3つです。いちごの大きさや用途、処理する量に合わせて使い分けると、可食部を無駄にせず手早く下ごしらえできます。

この記事でわかること

  • いちごを洗うタイミングと順番
  • ヘタをきれいに取る3つの方法
  • 実を潰したり削りすぎたりしないコツ

いちごのヘタは洗う前に取る?後に取る?

下ごしらえでは、ヘタを付けた状態で流水を当て、表面を傷つけないようにやさしく洗います。その後、キッチンペーパーなどで水気を拭いてからヘタを取りましょう。

先にヘタを取ってしまうと、切り口が水に触れたまま洗うことになります。ヘタを付けたまま洗ってから取る順番のほうが、扱いやすい方法です。

汚れの落とし方や洗った後の扱い方は、いちごの正しい洗い方でも詳しく紹介しています。

洗ったいちごは傷みやすくなるため、食べる直前や調理を始める前に洗うのが扱いやすい方法です。強くこすったり、水の中に長くつけたままにしたりせず、表面を傷つけないように洗います。

いちごのヘタをきれいに取る3つの方法

断面の見た目を整えたい場合は包丁、可食部をなるべく残したい場合はスプーン、大量に処理する場合はヘタ取り専用器具が便利です。用途に合った方法を選びましょう。

いちごのヘタを取る3つの方法の比較。包丁でV字にくり抜く(断面をきれいに見せたいとき)、スプーンでくり抜く(可食部を残したいとき)、専用器具でつまんで抜く(大量に処理したいとき)

包丁でV字にくり抜く

包丁を使う方法は、大きめのいちごや、フルーツサンドなどで断面をきれいに見せたいときに向いています。まな板にいちごを寝かせると、手元が安定します。

  • ヘタの付け根の片側に、包丁の先を斜めに浅く入れる
  • 反対側からも同じように切り込みを入れる
  • 芯を小さなV字形に取り除く

実を切りすぎないコツは、ヘタの幅より大きく包丁を入れないことです。最初は浅く切り、硬い芯が残っている場合だけ少しずつ深くすると、果肉の無駄を減らせます。

いちごを手のひらに載せたまま切ると、包丁が滑ったときに危険です。小さな実や柔らかい実には、刃物を使わない方法も検討してください。

スプーンでくり抜く

スプーンを使う方法は、深さを少しずつ確認しながら細かく調整したいときに向いています。小さめのいちごや、包丁を深く入れると崩れやすい柔らかな実にも使えます。

  • 小さめのスプーンの先を、ヘタの付け根に浅く差し込む
  • ヘタの周囲に沿ってスプーンを少しずつ動かす
  • 芯の部分をすくい上げるように取り除く

一度に深く差し込まず、ヘタの輪郭に沿って動かすのがコツです。実が柔らかい場合は、握り込まずに指先で軽く支え、スプーンをゆっくり動かしてください。

ティースプーンでもできますが、先端が薄く、いちごのヘタより少し小さいもののほうが細かく動かしやすくなります。

ヘタ取り専用器具を使う

ヘタ取り専用器具は、ジャム作りなどで大量のいちごを処理したいときに向いています。先端でヘタの根元をつかみ、軽くひねりながら引き抜くタイプが一般的です。

まず器具の先端をヘタの付け根に合わせ、果肉へ深く入れすぎないように差し込みます。ヘタと硬い芯をつかんだら、実を強く握らずに器具側を動かして取り除きます。

同じ動作を繰り返しやすいため、量が多いときの選択肢になります。ただし、器具によって形や使い方が異なるため、使用前に製品の説明を確認してください。

丹羽いちご園でもいくつかの専用器具を試しており、その中では次の「フルベジ ピコ」というタイプが使いやすいと感じています。

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丹羽いちご園が実際に使っているヘタ取り器

いちごやプチトマトのヘタを押し込むだけで簡単に取れる専用器具です。いくつか試した中で、扱いやすいと感じているタイプです。

商品ページを見てみる

方法 向いている使い方
包丁 大きい実や断面を整えたいとき
スプーン 可食部をなるべく残したいとき
専用器具 大量のいちごを手早く処理したいとき

ヘタを取るときに気をつけたいポイント

いちごは手のひら全体で握らず、側面を指先でそっと支えます。やわらかい実は押した部分から傷みやすいため、ヘタを取る道具を動かし、実を何度も持ち替えないようにすると潰れにくくなります。

ヘタ取りの深さの目安。NG:深く取りすぎると赤い果肉まで失う。OK:ちょうどいい深さはヘタと硬い芯だけを除去する

取り方が浅すぎると、ヘタの下にある硬い芯やガクが残ります。反対に、深く広くくり抜くと、赤い果肉まで大きく失ってしまいます。

目安は、緑色のヘタと、その直下にある硬い部分だけを小さく取り除くことです。一度で深く取ろうとせず、残った硬い部分を確認しながら少しずつ調整してください。

子どもと一緒に作業する場合は、包丁を避け、先端が鋭くないスプーンを使う方法が取り組みやすいでしょう。専用器具にも先端が尖った製品があるため、大人が形状を確認し、そばで見守りながら使います。

よくある質問

Q. ヘタ(ガク)の部分は食べられる?

緑色のガクは通常取り除きます。硬さや青っぽい風味が気になるためで、誤って少量口に入っても慌てる必要はありません。ただし、傷みや汚れがあるものは食べないでください。

Q. ヘタを取った後、すぐ食べないときはどうする?

水気をよく拭き、清潔な容器に入れて冷蔵します。ヘタを取った後は切り口が乾燥したり傷んだりしやすいため、できるだけ早めに食べるか調理してください。

保存する予定がある場合は、用途に合わせていちごの冷蔵保存方法といちごの冷凍保存方法を確認してから下ごしらえするとスムーズです。

Q. 大量のいちごを一気にヘタ取りするコツは?

洗う作業、水気を拭く作業、ヘタを取る作業を分け、同じ工程をまとめて進めると効率的です。ボウルやトレーを用意し、処理前・処理後・取り除いたヘタの置き場所を分けておくと、手元が散らかりにくくなります。

数が多い場合は、専用器具か小さめのスプーンを使うと同じ動作を繰り返しやすくなります。下ごしらえしたいちごは、いちご大福の作り方やいちごフルーツサンドの作り方を参考に活用できます。

この記事は、一般的な調理知識をもとにAIが構成・執筆し、丹羽いちご園が内容を確認しています。