いちごは、花芽(のちに花になる芽)ができる時期が遅れると、収穫の始まりも遅れやすくなり、年内に採れる量が減ることがあります。ここ数年は、猛暑で花芽が遅れ、年内の収穫が大きく減った産地のニュースが出ています。
丹羽いちご園でも、ここ数年は花の咲き始めが遅く、年内の収穫が減った年が多くありました。今シーズンは寒さが来たので、花は早いのではと見ています。これは現時点の予想です。この記事では、その見立てと、産地の事例をあわせて紹介します。
この記事でわかること
- 花芽分化が遅れると、年内の収穫が減る流れ
- 佐賀県の事例(猛暑で花芽が遅れ、年内の収量が落ちた)
- 丹羽いちご園のここ数年と、今シーズンの見立て
花芽分化が遅れると、年内の収穫が減る流れ
順番は「花芽分化 → 開花 → 収穫」
いちごは、苗の中で花芽ができる(花芽分化)ところから始まり、その後に花が咲き、実が赤くなって収穫になります。入口の花芽分化が遅れると、開花も収穫の始まりも、そのぶん後ろにずれやすくなります。

収穫の始まりが後ろにずれると、年内(12月まで)の限られた期間に収穫が間に合わず、採れる量が減ることがあります。
佐賀県の事例:猛暑で花芽が遅れ、年内の収量が3分の1ほどに
佐賀新聞(2026年10月10日付)によると、佐賀県では2023年からの3年間、猛暑の影響で花芽の形成が遅れ、年内に収穫できない事態が深刻になりました。2025年産の年内の収量は、2022年産と比べて3分の1ほどまで落ち込んだと報じられています。
その対策として、26年産(今シーズン)から、花芽分化を早める技術の「株冷」の普及を本格的に進めると、いちご部会長が話しています。今シーズンは県内で約9割の苗の定植が終わり、年内の出荷量は大幅に増える見込みとのことです。
株冷は「株(苗)を冷やす」と書く言葉で、花芽分化を早めるための技術として紹介されています。ただし、佐賀県で行う具体的な方法や条件は、元のニュースに書かれていません。やり方や条件は、県やJAが出している資料で確認してください。この記事では、丹羽いちご園のやり方としては紹介しません。
丹羽いちご園のここ数年と、今シーズンの見立て
ここ数年は、花の咲き始めが遅い年が多かった
丹羽いちご園では、ここ数年、花の咲き始めが遅く、年内の収穫が減った年が多くありました。どの年にどれだけ減ったかという具体的な数字は、今回の聞き取りでは確認できていません。
今シーズンは、寒さが来たので花は早いのではと見ている
今シーズンは寒さが来ました。農園主は「花は早いのではないか」と見ています。ただし、これは予想です。実際に花が咲き、収穫が始まってから答え合わせをします。

花芽分化の見方は、気温の実感
丹羽いちご園は、現在、顕微鏡で花芽を確認する花芽検鏡をしていません。花芽分化が進んだかどうかは、気温や寒暖の実感で判断しています。定植は日付で決め、毎年9月下旬(21日〜30日ごろ)に植えています。判断の背景は花芽検鏡をやめて定植日を決めている話に書いています。
育苗中の液肥は8月中旬に止めています。詳しくは液肥を止める時期の記事をご覧ください。花芽分化を促す別の方法を知りたい方には、夜明け前灌水の解説もあります(この記事では、丹羽いちご園が行っているとは書いていません)。
よくある質問
Q. 株冷とは何ですか?
「株(苗)を冷やして、花芽分化を早める技術」として、佐賀県のいちご部会長が普及を進めると話しています。佐賀県で行う具体的な方法や条件は元のニュースに書かれていないため、県やJAの資料で確認してください。
Q. 丹羽いちご園は、株冷を使っていますか?
今回の聞き取りでは、使っているかどうか、使わない場合の理由を確認できていません。確認できたら追記します。
Q. 今シーズン、丹羽いちご園の花は本当に早いですか?
まだ分かりません。寒さが来たので早いのではと見ていますが、予想です。花が咲いた時期は、咲いてから確認します。
まとめ
いちごは、花芽分化が遅れると、開花も収穫の始まりも遅れやすくなります。佐賀県では猛暑で花芽が遅れ、2025年産の年内収量が2022年産の3分の1ほどに落ちたと報じられました。
丹羽いちご園でも、ここ数年は花の咲き始めが遅く、年内の収穫が減った年が多くありました。今シーズンは寒さが来たので、花は早いのではと見ていますが、結果は花が咲いてからの確認になります。
本記事は丹羽いちご園への聞き取りをもとに、AI(Claude)が編集・執筆を行っています。丹羽いちご園の栽培に関する記述(ここ数年の花の咲き始め、今シーズンの見立て、花芽分化の見方、定植日、液肥を止める時期)は、農園主本人に確認した内容です。佐賀県の事例は佐賀新聞(2026年10月10日付)の報道にもとづいています。花芽分化と収穫の順番は一般的な説明です。
