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いちご圃場見学会に金曜日参加し、非常に多くの学びを得ることができました。いちごの品種の違いも見れましたし、Zoomで参加できたのは仕事の合間で参加できてありがたかったです。今回は特に気になったクラウン温度制御について自分なりに深堀します。
苺の栽培において、クラウン(茎の基部)の温度管理は収量や品質に大きな影響を与えます。特に夏場の高温や冬場の低温によるストレスを軽減することが重要です。ここでは、井戸水を活用したクラウン温度制御の方法について解説します。
井戸水を活用するメリット
- 温度の安定性
井戸水は地中の影響を受け、年間を通じて比較的安定した温度(約15℃前後)を保ちます。これにより、夏の暑さや冬の冷え込みから苺を守ることができます。 - コスト削減
空調設備を使った温度管理に比べ、井戸水の利用は電気代の削減につながります。 - 環境に優しい
井戸水は持続可能な自然資源であり、化石燃料を使用する空調システムに比べて環境負荷が低いです。
具体的な温度制御の方法
- 点滴灌水を利用する
井戸水を点滴チューブを通してクラウン部分に供給し、適温に保ちます。これにより急激な温度変化を防ぎ、ストレスを軽減できます。 - 散水による冷却
夏場の高温対策として、日中の気温が上昇する前に、井戸水を霧状に散布してクラウンを冷却します。これにより、クラウン温度の上昇を抑え、光合成の効率を維持できます。 - 冬場の凍結防止
冬場は、霜や凍結のリスクがあるため、深夜や早朝に温かい井戸水を流すことで、氷点下の影響を軽減できます。
実践のポイント
- 適切な水量管理
クラウン部分の過湿を避けるため、適切な水量で管理することが重要です。 - 自動灌水システムの活用
センサー付きの自動灌水システムを導入することで、温度変化に応じた適切な給水が可能になります。
まとめ
井戸水を活用することで、苺のクラウン温度を効果的に管理し、収量と品質を向上させることができます。もう少し情報を集めて導入を検討してみたい
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