「せっかく実がついているのに、摘み取るのはもったいない……」
そう感じて摘果をためらう方は多いです。丹羽いちご園でも以前は摘果をせずに育てたことがありますが、実が小さくなり味も落ちるという結果になりました。摘果は減らすことではなく、残した実をより良く育てるための作業です。
目次
摘果しなかった失敗
摘果をしないと株のエネルギーが多くの実に分散されます。丹羽いちご園で実際に経験したのは、実が全体的に小さくなり、糖度も上がりにくくなったことです。
いちごは一株に多くの花・実をつけますが、養分には限りがあります。数を絞ることで、残った実に集中して栄養が届き、大きくて甘いいちごに育ちます。
摘果の基準:小さい実・奇形の実を取り除く
丹羽いちご園で摘果する目安は以下のとおりです。
- 極端に小さい実(三番果・四番果など):一つの花房の中で遅れて咲いた花からできた実は小さくなりやすい
- 奇形の実:受粉が不均一だった実は大きくなっても形が崩れる
- 密集している実:隣の実と接触して傷みやすい場合は間引く
一つの花房に対して、形の良い実を5〜8個程度残すのが目安です。品種や株の勢いによって調整してください。
摘果するタイミング
摘果は実が緑色の小さいうちに行うのが基本です。赤くなってから取り除いても株への効果は薄く、早めに判断するほど残った実への養分の集中が早まります。
- 花が散って小さな実になった段階(直径5〜10mm頃)が目安
- 奇形かどうかはこの段階でほぼ判断できる
- 収穫期(12月〜5月)を通じて、花房ごとにこまめに確認する
摘果は「長く楽しむ」ための選択
摘果をためらう気持ちはよくわかります。せっかくついた実を取り除くのは、最初は抵抗があるものです。
でも考え方を変えると、摘果は実の数を減らす作業ではなく、残す実の質を上げる作業です。小さくて味の薄い実が多くなるより、甘くて大きな実を安定して収穫できる方が、結果的にいちごを長く・おいしく楽しめます。
「もったいない」と感じる気持ちは、摘果後の実の充実ぶりを見れば変わるはずです。
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まとめ
- 摘果しないと実が小さくなり味が落ちる
- 取り除く対象は小さい実・奇形の実・密集している実
- タイミングは実が緑色の小さいうち(直径5〜10mm頃)が最適
- 一花房に5〜8個を目安に残す
- 摘果は「減らす」ではなく「残す実を良くする」作業
※この記事はAIを活用して執筆・修正しています。
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