先日、ラジオでフードロス削減アプリ「Too Good To Go(トゥーグッドトゥーゴー)」の話を聞きました。お店で売れ残りそうな食品を、利用者がアプリで予約して、自分で受け取りに行くサービスです。聞いていて、とてもいい取り組みだと思いました。

いちばん引っかかったのは「受け取る人のほうが取りに来る」という点です。

私は丹羽いちご園を始める前、農業法人で働いていました。そこでは、ふだんの出荷で「こちらから納品に行くか、取りに来てもらうか」で、取引先とかなり揉めた経験があります。この記事では、その経験からこのサービスがどう見えたかを書きます。

この記事でわかること

  • Too Good To Goの日本での仕組み(2026年1月に開始、6月から埼玉などへ順次拡大)
  • 前職の農業法人で「納品か引き取りか」が揉めた理由
  • 丹羽いちご園が、形が悪い・傷のあるいちごをどうしているか

Too Good To Goは「利用者が店舗へ受け取りに行く」サービス

Too Good To Goは、2026年1月28日に日本でサービスを始めました。21か国目の展開で、アジアでは初めてです(ECのミカタの記事、ELEMINISTの記事より)。

参照した記事によると、仕組みは次のとおりです。

  • 対象は、新宿・渋谷・目黒エリアを中心とした東京都内の一部(開始時点で80店舗以上)
  • 余った食品を詰めた「サプライズバッグ」を、アプリで予約する
  • 指定された時間に店舗へ行き、スマートフォンの画面を見せて受け取る
  • 値段は、通常価格の半額以下(一部の店舗・商品を除く)
  • 参加しているのは、レストラン・カフェ・コンビニ・スーパー・ベーカリーなどのお店(例:クリスピー・クリーム・ドーナツ、ファミリーマート、NewDays)

つまり、お店どうしや農家とお店の間で荷物を運ぶサービスではありません。食べる人が、お店まで取りに行くサービスです。また、どちらの記事にも、農家や生産者が参加できるという記載はありませんでした。

その後、2026年6月からは、埼玉・千葉・神奈川にもサービス提供エリアを順次広げると発表されています(PR TIMESの発表)。開始時期や対象店舗は、お店ごとに異なるそうです。

誰が運ぶかの比較図。Too Good To Goは利用者が店舗へ受け取りに行き、出す側のお店は運ばない。前職の農業法人のふだんの出荷では、納品に行くか取りに来てもらうかで輸送費の負担をめぐりかなり揉めた。

前職では「納品に行くか、取りに来てもらうか」でかなり揉めた

前に働いていた農業法人では、ネギとブルーベリーを作っていました(特にネギ)。

揉めたのは、規格外品の話ではありません。ふだんの出荷のときに、こちらが取引先まで納品に行くのか、取引先に引き取りに来てもらうのか、という点です。理由は、輸送費の負担が大きかったからです。

私は雇われていた立場だったので、輸送費が実際にいくらだったのかは分かりません。ただ、どちらが運ぶかでかなり揉めたことから、運ぶ手間とお金は重いものだと現場で感じていました。

作物を作ることと、それを相手に届けることは、別の仕事です。届けるところまで生産者が持つと、そのぶんの時間とお金がかかります。

だから「取りに来てもらえる」仕組みはいいと思った

Too Good To Goでは、受け取る人がお店まで来ます。出す側のお店は、届けに行かなくていいわけです。前職で「誰が運ぶか」に悩んだ立場から見ると、この点がいちばん大きいと思いました。

前職の出荷は事業者どうしの取引で、Too Good To Goとは別の仕組みです。それでも、運ぶ負担に悩んだ経験があったから、この点に目が向きました。

なお、参照した記事や発表には、農家が参加できるという記載はありません。ここで書いているのは、あくまで「仕組みの考え方がいい」という感想です。

丹羽いちご園では、形が悪い・傷のあるいちごは直売で売る

うちでは、形が悪いいちごや傷のあるいちごは、直売で売っています。

直売の売れ残りについてはいちご直売で売れ残る原因と対策|量り売りを行う農家の品出し・値付け基準に、パック詰め前の選別についてはいちごがつぶれる・底から傷む原因|直売農家が教える選別とパック詰めのコツにまとめています。

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食品を受け取りに行くなら、保冷バッグがあると安心

お店や直売所へ食品を受け取りに行くときは、持ち帰るまでの温度が気になります。いちごも暑さに弱いので、保冷剤と一緒に保冷バッグに入れると、持ち帰るまでの温度上昇をおさえやすくなります。下は4Lと7Lから選べるサーモスの保冷ランチバッグです。

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よくある質問

Q. Too Good To Goは、日本ではどこで使えますか?

2026年1月の開始時点では、新宿・渋谷・目黒エリアを中心とした東京都内の一部でした。2026年6月からは、埼玉・千葉・神奈川にも順次広げると発表されています。使えるお店はお店ごとに異なるので、最新の情報はアプリや公式の案内で確認してください。

Q. 農家もToo Good To Goに参加できますか?

参照した記事や発表には、農家や生産者が参加できるという記載はありませんでした。参加しているのは、レストランやコンビニなどのお店です。参加できないと書かれているわけでもないので、参照した資料だけでは判断できません。

Q. 丹羽いちご園では、形が悪いいちごはどうしていますか?

形が悪いいちごや傷のあるいちごは、直売で売っています。

Q. 前職の輸送費はいくらくらいでしたか?

雇われていた立場だったので、金額は分かりません。ただ、納品か引き取りかで揉めるくらい、負担は大きかったです。

まとめ

Too Good To Goは、利用者がお店まで食品を受け取りに行くサービスです。

前職の農業法人で「納品に行くか、取りに来てもらうか」でかなり揉めた経験がある私には、出す側が運ばなくていい点がとてもいいと思えました。

うちでは、形が悪い・傷のあるいちごは直売で売っています。直売の値段の決め方はいちごの直売価格を決める2つの基準|時期と周辺相場を見る丹羽いちご園の考え方で書いています。

この記事はAI(Claude)の支援で作成しました。丹羽いちご園に関する記述は、農家本人への聞き取りにもとづいています。Too Good To Goの情報は、2026年1〜6月の公開記事・発表にもとづいています。