こんにちは!丹羽いちご園の丹羽です。
12月下旬に直売を少し始めて1月3日からいちご狩りを開始の予定でいます。
最近の作業は、マルチ張り。ランナー取り、花芽除去、いちごの実を受ける玉受けの設置中です。
葉かきはなるべくしないようにして、(葉かきが好きな自分にとっては我慢の日々。)順調に大きく育ってます。
さて、申し訳ないぐらいに、こっそり値上げしました。去年の11月から、今日現時点で手に入らない肥料があったり、燃料費が高くなる一方だったり、厳しい状況です。
タンクミックスという肥料があるのですが、イチゴの栽培は、これがあれば大丈夫というぐらいにNPK(窒素、リン酸、カリ)の主要要素と微量成分が幅広く入っている肥料があります。これがいまだに手に入らない。
無いなら自分なりに近づけられないかということで、細かく成分研究する、自分のメモの記事になります。
苺の場合は、タンクミックスのFとBを混ぜて原液を作ります。
タンクミックスF 11kg(1袋)、タンクミックスB 20kg(1箱)水を加えて100L
100Lに対し、窒素2700g、リン酸1870g、加里3920g、 苦土700g、マンガン33g、ほう素16.5g、鉄44g、銅0.4g、亜鉛1.3g、モリブデン1.1g、石灰2200g
自分が今メインで使っている肥料がジャット(高設のシステムがジャットなので)、その組み合わせで比較
50Lに対し、NアップG1、G3、ランセットNが、6L、3L、1L、ジャットキングとクロピカαが500g
別で45Lに対し、エキカルが9㎏
G1(20kg)が、NPK 1200g 1200kg 1200g ,
G3(20kg)が400g,1600g,1600g,
ランセットN(10kg)が600g,300g,100g
ジャットキング(5kg)、NKBZnが100g,750g,6g,2.5g
クロピカα、B Mn Mg Fe Cu Zn Mo
20 100 250 13 6 7.5 8.5
実際使用している水量に合わせると、
G1(3kg)が、NPK 170g 170kg 170g ,
G3(6kg)が120g,485g,485g,
ランセットN(1kg)が60g,30g,10g
ジャットキング(500g)、NKBZnが10g,75g,0.6g,0.25g
クロピカα(500g)、B Mn Mg Fe Cu Zn Mo
2 10 25 1.3 0.6 0.75 0.85
50Lの水量なのでタンクミックスの100Lと合わせるために、2倍
G1(3kg)が、NPK 340g 340kg 340g ,
G3(6kg)が340g,970g,970g,
ランセットN(1kg)が120g,60g,20g
ジャットキング(500g)、NKBZnが20g,150g,1.2g,0.5g
クロピカα(500g)、B Mn Mg Fe Cu Zn Mo 4 20 50 2.6 1.2 1.5 1.7
さて、毎回思うのですが肥料成分の計算って面倒、袋に書いてある6-3-1とかの表記が私が頭悪いので苦手です。
6-3-1は窒素、リン酸、加里で20kgの肥料だったら、20㎏の中で、窒素、リン酸、加里が6%3%1%入ってますよの意味
長くなったので次回、タンクミックスと比較してみます
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